GTEC CBT受験記ーリーディング編ー

GTEC CBTを受験してきました。

その報告と対策方法を今回はリーディングに絞って書きたいと思います。



さて前回も書いた通り、この試験は3時間15分ひたすらパソコンと向き合って行う試験です。

その中でも一番疲労感が強かったのがこのリーディングセクションです。

設問と問題文が全てパソコンの画面上に映し出されます。

ひたすらそれを読んで解く、読んで解くを繰り返します。

中々ハードな時間でした。

55分間で約40問の設問に答えます。

大体一つの長文につき、2~3問の設問がつくので、14~20個の長文などに55分間で目を通すことになります。




リーディングは1〜3問の設問(英問)が左側に、右側に長文がある形式。

画面をスクロールすると右側の本文のみが動きます。

設問は正解をそれぞれクリックして入力するスタイル。

長文本文は論説文やメール文面、チラシや本の批評など様々。





なかなか何も知識がない中で設問と選択肢を読んでも頭に入ってこなく、なかなか苦戦してしまいました。

ここで自分自身の弱点である語彙力が課題と再確認できました。

英文本文も私大の中堅校レベルから最難関大レベルまで様々でした。




設問と選択肢は基本的には本文をざっくり読めれば解けるものばかりなのですが、ところどころ引っ掛けのようなものもあり、丁寧に読まないとある一定以上の設問には正解は難しいかもしれません

55分の試験時間に対して40問の設問なのですが、割とシンプルに読めて答えられるものと、なかなか抽象度の高い英文とややこしい選択肢を答えなければいけないものがランダムに出てくるため、時間配分がうまくできませんでした。


特に最初の2つの長文が割と抽象度が高く自分はそれぞれ5分かかってしまいました。

2〜3回長文を読み直してやっと正解を選んだでしょうか。


それぞれ設問は3つだったのでこのペースではまずいと思うも、その後は数問比較的易しく解けるなぁと思ったため、完全に時間配分が狂い始めました。


一度先に行くと戻ることはできないため、後ろの英文の難易度を確認することもできず、45問だったか40問だったかも忘れてしまい、結局35〜36問で時間がなくなってしまいました。




反省としては語彙力不足により、イマイチ設問と選択肢がそれ単体で理解できなかったこと。

そのため英文を一度通して読み、設問を読んでから、もう一度英文を読み、その後は考えるという完全に時間をかけすぎてしまったこと。


改めて自分自身の語彙力不足を反省するきっかけとなりました。





さて、このように制限時間オーバーで反省してばかりのリーディングでしたが、結果を見てみると






350点満点中



350点でした。






小問を10個近く残してしまったのに満点です。

また先日英検の準一級を受験して思ったのが、英検準一級の長文問題がとても簡単に感じたという点です。

難関大学の入試問題ばかりと対峙していると、英検準一級の長文は非常に優しく感じられますね。

そう考えると、読む力の問題に関しては、英検1級レベルの問題まで用意されていると思います。

最後はある程度自信をもって答えられた設問もあれば、最後まであいまいな自信のまま進んだ設問もありました。

試験終了後は、リーディングだけやたら難しい試験だなぁという感想でした。







そこで思い出してほしいのがこの試験がCBT(computer based test)だという点です。

出題はCAT(computer adaptive testing )というシステムによって制御されています。

つまり問題の難易度と正解率に合わせて次の問題の難易度がコントロールされるのです。

自分が難しいなぁと感じたのはおそらく最難関な難易度の問題を解いていたからでしょう。

そこで不正解を出すと、少し難易度を下げてくれるため、きっと簡単にサクサク解ける問題とランダムで出会えたのでしょう。

でもすぐにそこは正解してしまうものだからすぐに難易度が上がって時間がかかってを繰り返して時間オーバーだったのだと思います。





一番焦ったのがこちらがリーディングに必死に取り組んでいる間にスピーキングの試験が始まる受験生が周りに大勢いたことです。

え、なんで?と焦った記憶があります。

しかも、聞こえてくるスピーキングはとても稚拙な物ばかり。

もっと短縮のバージョンのGTEC CBTがあるのか?いや、申込み時にそんなものなかったぞ。

でもあの幼いスピーキング力の子たちがもうリーディングの試験を終了させている。

難しすぎて諦めて適当に答えまくったのか?いや、本番でそんなことする生徒いないだろ。



その答えはこういうことなんですね。

彼らはおそらく正解率も低く、短く簡単な英文ばかりが出題されたのでしょう。

そのため制限時間を余裕をもって余らせて終了させることができたのだと思います。





ということでリーディングセクションに関しては事前に知っておいて欲しいことが満載です。

きちんと生徒に還元して、彼らが同じように焦ったり、難しくて絶望的になったりしないようにアドバイスしたいと思います。

急がず読み飛ばさず、一問一問きちんと根拠を見つけられるまで繰り返し読んでオッケーです。

やっぱりスキャニングとかスキミングという読み方は、大学入試にはあまり合っていないと思います。

きちんと一文一文を読み、本文の内容を理解し、そして設問に答える。

そのシンプルな読み方以外どれも付け焼刃のテクニックにすぎず、苦手な子を食いつかせるためのごまかしにすぎないと思います。

現代文で、「逆説の表現の後ろに答えが書いてあるよ」、と指導するようなものです。

英文は一文一文読む、少しずつ一文を読むスピードが上がるよう地道なトレーニングを重ねる。

それ以外の長文読解方法はどれもまやかしだと最近は改めて強く思います。






さて、対策ですが、通常の私大入試向けの対策で十分だと思います。

割と日常場面で出会うような、広告や新聞記事などを読む問題が多いので、センター試験やトイックの一部の問題は対策として役立つと思います。

ただトイックの問題はビジネス特有の表現が多く登場するため、そういう問題はバシバシ飛ばすといいでしょう。

また英検の内容一致問題も非常に良い対策になると思いました。

そして実用的な出題も多いので、ホームページなどを見る際に英語で読めるサイトはどんどん英語で読んでみることをお勧めします。

特にアメリカの大学のサイトを分からないなりに見る習慣をつけておくと、この試験で出題されるような本文に似た構成のページがいろいろ見つけられると思います。

この試験は海外の大学で学ぶための力を測定する試験です。

よって大学に行ったら知っていて当然の単語が次々と登場するのが特徴です。

そのためにも、隅々までどこかの大学のホームページを読みこんでみることは色々とためになると思います。




GTEC CBT公式問題集と公式アプリもあります。

やはりこの試験の対策を行うことはそのまま実用的な英語力をつけることにつながる素晴らしい試験だと思います。

それがしかも大学入試で活用できるのであれば、自分の生徒に対しては受験させない手はないなって感じです。

残念ながらまだまだ大学での使用は広がり切ってはいませんが、もし自分の受験する大学で活用できるのならば、とてもおススメできる試験です。






さてここまで700点満点のshunsenseiですが、自信のあったライティングとスピーキングで大幅な減点をくらいました。

具体的な出題となぜ原点を食らったのかを次回以降分析したいと思います。

次回はまずはライティングです。
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by shun-sensei | 2016-05-14 21:00 | TEAP, GTECなど4技能外部試験 | Trackback | Comments(0)