カテゴリ:中高一貫校職場関係( 26 )

昨年度あたりから本校で始まった様々な改革。

これまでは各学年主体でやりたいようにやっていたことにより、どんどん膨らんだ行事の数々。

それを世代交代とともに厳選し、分掌主体の学校経営が行われようとしています。

実際業務量について来れず、新規で採用された先生方が次々と倒れてしまう状況がここのところ続いていました。

何とか分掌主体で今年度から新たな6年計画を始めたのですが・・・。



ある学年はとある事情により、学年主任ができるレベルの教員が複数います。

本来その半分を1年生に残す予定で組んだ学年団だったのですが、ある事情に全員で学年を上がってしまいました。

そうすると、当然その学年団は処理力も高いため、学年独自のこだわりが強くなります。

あれもしたい、これもしたい、と分掌との会議で提案します。

そこを、改めて改革をした経緯や意図を伝え何とか抑えようとするも、どうも納得できないその学年の担当者。

その担当者の気持ちもよく分かります。



目の前の生徒のためになることなのになんでやらないのだ。

大人の事情でやれることをやらないのは教育としてはどうなのか。

自分たちの学年だけでいいからやらせて欲しい。



何だか数年前の誰かさんみたいですね・・・。

しかしその次の学年は逆に担任団が非常にギリギリの状況です。

元々降りる予定だった学年主任候補たちを欠き、急遽他の学年の教員を充てました。

入る予定ではなかった新人なども入れざるを得ない状況でした。

それより今後の長い視点で、もっともっと余裕のある学級経営を目指して、議論を重ね決められたことが初年度から逆方向の提案にあっています。



自分たちの学年団がどのような構成で、学校全体を見た時に継続可能な企画かどうか。

行事を減らし、もう少し授業や入試研究などに教員の時間を割りあてられるようにした意図。

そのような視点の狭さ、薄さに、教員何年やってるんだよ・・・と呆れる主任。



若く経験の少ない教員なら仕方ありませんが、ある一定の経験のある先生にはもっと学校全体という視点で物事を見てもらいたいものです。

これから人材はもっともっと足りなくなると思います。

そのような先生方でもある程度の余裕をもって学級経営を行えるような仕組みづくり。

それにかかわることで今までになかった視点を自分自身も身につけられています。



難しいですねぇ。

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by shun-sensei | 2017-12-09 10:14 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)

転職をして3年が過ぎ、本格的に分掌主体の学校運営へのシフトチェンジが完了しました。

大量採用の団塊の世代の先生方が定年を迎え、若手中心の本校における経験年数の少ない先生方が増えている中、学年任せであった運営を分掌主体へと変えてみました。

そのようにすることで、学年ごとのブレが少なくなり、連携の取れた制度の高い運営が可能だろうという意図で行ったのですが、実際にやってみたところ問題点も見えてまいりました。



まず一つが学年に入る一部の先生の思考停止のような状態が起きたことです。

自分たちが主体で行っているわけではないため、何でも受け身、言われないと動けない、場合によってはうまく学年に伝達ができないケースが見受けられました。

学年内の担当者の役割が薄まりすぎたというか、その先生自体の責任感の低さが問題なのか分かりませんが、さっそく幾つかうまく機能しない学年が発生しています。



同時に分掌内の担当者の意識の差も顕著であり、一人で一学年を担当できず、結果的に一部の主任に大きなしわ寄せが発生してしまいました。

人材の確保、その後の育て方、など色々と考えさせられることが多いですが、これからはもう少しバランス良くはっきりと仕事を明示することも必要なのかもしれません。

仕事を明確化するとともに、一人一人の先生が言われなくても主体的に仕事内容を考え、自分自身で考えて行動するような研修制度が今後は必要となってくるでしょう。



スーパーな教員集団であった本校の先生方も入れ替わりにより戦力が下がっているのが事実。

その戦力補強のためにも、質を上げる工夫は不可欠でしょう。

同時にどれだけの戦力の高い教員を採用していけるか。

そこで同時に考えなければいけないのが、待遇面と業務量のバランスです。

これまではその点にあまり疑問を持たない先生方に支えられていたというのが正直なところです。

情報化の時代の今、なかなかそれでは優秀な人材は集まり切らないようです。

また業務面の多さも狭い世界の中では有名になってしまっています。

病気になられる方の多さなど、決して業界内の評判は高くないでしょう。

今一度全体の業務量の調整なども必要かもしれません。



学年団任せの学校運営では見えてこなかった問題点です。

学年団内で調整をし、できる範囲で行事や総合的な学習の時間などを運営してくださっていたからでしょう。

できなければやらない、の判断が学年にはできます。

しかし学年外の分掌主体の運営ではそのような部分は見えて来ず、どうしても一律にやろうという要素が強まります。

もっとやりたい、あれもこれもこだわりたいという学年もいる一方で、まったくもってうまく回らない学年、ただ形だけやればいいんでしょという学年、など決してうまく回っている印象ではありません。

難しい限りです。


これらの問題点をこれから一年と少しかけて調整していきます。

同時にいよいよ受験生という一大イベントが待っています。

学校全体の運営面と、自分たちの学年の運営と2つの軸をバランス良く、満足のいく仕事をしていきたいと思います。

そして何よりプライベートの時間も充実させていかないとです。

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by shun-sensei | 2017-12-02 11:01 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)

仕事のスタンス

最近仕事上のストレスは最小限に日々過ごせています。

その大きな理由は自分の守備範囲を狭めているからだと思います。

本校は実はここ数年大幅な教員の入れ替えと様々な改革が進行中です。

自分も初めの頃はその改革にかなりかかわっていたのですが、最近は距離を置くようにしています。

そして目の前の高2の生徒のことだけを考え、その範囲の中で仕事を行うようにしています。

そうすると、聞こえてくる様々な対立やいら立ちはあっても、不思議と完全なる平和な毎日に変わりました。

これまでいかに学校全体のこと、学校の未来のことまで考えていたんだろうと逆に今のような立場になると思います。

しかし、これがある意味とても居心地が良く、また何より目の前の生徒に集中ができてとてもやりやすいです。

熱意がなくなったわけではありません。一種の諦めというものに近いのかもしれません。

いったん自分の考える好転に向かっていた矢先、トップが変わりすべて振り出しに戻る経験が自分を変えたのだと思います。

初めのうちはもがき、戦おうとした時期もありましたが、それが現在のように落ち着きました。

一つひとつ目の前の仕事をこなし、目の前の自分が担当する学年の生徒に理想的な教育環境を整える。

それだけで精一杯という状況です。



前任校でのことを改めて思いだす機会もありました。

本当に色々なことをやっていたなぁとしみじみと思い出しました。

長年行っていた手作りのキャリア教育の講演会を自分が廃止に追い込みました。

費用対効果等を考え、業者の効率的な利用に変更をしたのですが、あれを聞いた一部の先生方は本当にさみしかったでしょうね。

模擬試験の校内実施回数を増やし、英検を校内実施しました。

夏期講習や冬期講習など、あまり盛んではなかったものをどんどん推進しました。

それ以外にも本当に4年間で色々な人と対立しながら色々とかき回したなと思います。

そんな前任校の記念誌に寄稿しましたが、その記事についても色々後から訂正依頼が来て、都立の頃の気持ちを思い出しました。

結局次々と面白かった部分が書き換えられ、出来上がった文章はただのつまらない報告のようなものに・・・都立高校の頃感じたいら立ちを思い出す機会になりました。



最近思うのが、都立高校等で定められているルールの数々と現実の乖離。

例えば生徒とメールアドレス等を交換することは禁止されています。

一部の不適格教員が原因で定められたルールですが、ほとんどの部活動の顧問はこのことを守っていません。

部活動の連絡に生徒とのメール交換は不可欠です。

細かい相談、練習メニュー、天気等により直前に連絡をする必要性など、今時メールなしで生徒と細かい連絡を取ることは不可能です。

部活動の連絡網を作成しと言われ、作成したところで多くの家庭が固定電話がなく、保護者の活動時間も様々なため機能しません。

しかし、上からは携帯で生徒と個別に連絡をとることは禁止行為とされています。

やむを得ず送る場合は事前に管理職の許可を取り、管理職にもその文面を送ることが義務付けられています。

私も都立高校時代はこのルールは破っていました。

生徒とスタメンを相談したり、各試合の反省を送らせたり、現代の状況に合った方法で部活動の仕事の負担を最小限にしていました。

担任としてもクラスへの連絡事項用にクラスライングループを使用すると、とても便利です。

時代の流れを無視した、何か事故があった時に自分たちを守るための非現実的なルールは多数存在しました。




現在の仕事に向かうスタンスは自分ではちょうどよいバランスかなと思います。

困った状況や困った人がいればいつでも補助で入る余裕があります。

問題がなければ早く帰って家族と過ごします。

都立の頃から比べると1.5倍くらいの仕事量でしょうか。

普通の都立高校の一般的な先生の仕事量と比べると3倍くらいでしょうか。

本校の中では一般的な仕事量かと思いますが、要所要所で自分で考え動けるからか管理職からはいつも一定の評価をいただいています。




学校外の仕事もある程度いただけています。

その準備など大変な面もありますが、自分自身楽しんで行っていることなので文句は言えません。

もっともっと活躍の場面を増やして、大きな仕事を依頼されるよう今後も頑張りたいと思います。

皆さん可能な限りゆっくりとお過ごしください。

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by shun-sensei | 2017-10-28 15:36 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)

仕事内容の優先順位

多忙を極める中で、仕事のできる教員とそうでない教員にはどのような違いがあるのでしょうか。

授業準備等に関して、教科間の差は必ず存在すると思います。

自分の経験上授業準備自体に比較的余裕があるのが数学と社会でしょうか。



数学はコツをつかみ経験を積むと授業準備がほぼなくてもかなり良い授業ができている先生もいます。

もちろんそれ以上にこだわり抜き、毎年授業準備をさらに綿密に行うことも大切なのでしょうが、実際にはそうではなくとも生徒からの評判も良く教員が見ても素晴らしいものの準備時間はほぼゼロという先生を何人か見てきました。

その分質問の対応時間や提出された課題を山積みにされていることが多いのが数学科の先生の私の勝手な印象です。



社会は歴史系や地理系などは常に教材の使いまわしというかブラッシュアップが可能なため、教材準備を効率良くされている方が多いと思います。

しかしながら社会の先生方は生徒からの提出物をじっくり見て丁寧なコメントをされたり、常により良い授業つくりに向けて研鑽されている先生が多い印象です。



そんな中英語はというと、肝心の英文自体が常に変化するのでいつも授業準備は一から行う感覚が強いです。

実際そのことをもって「英語科は教材研究が大変だから、分掌の仕事は無理、他教科の先生たちでやるべき」とおっしゃる先生は前任校には多数いらっしゃいました。



それぞれの教科を担当したことがある経験から思うのが、その先生の言葉は一部正しいですが、基本は間違っています。

また、ほとんどすべての数学と社会の先生は、英語科教員の「教材研究が大変だから」という言葉に反発をされます。

数学も、社会も、教材研究は常に行っていて大変だ、変わらない、と。



実際は「数学と社会の授業は手を抜こうと思えばいくらでも抜ける。毎年同じ授業を行っても授業が成立するから。でも実際にそんな先生は一部であり、ほとんどの先生が常に教材研究を行い、毎年授業をブラッシュアップされている」なのだと思います。

逆に英語に関しては、「サボって楽をしようと思っても、英文自体が変わるので、最低限教材研究が義務付けられるのが英語である。」という風に、最低ラインが他教科よりは高めということだと思います。



どちらの教科であっても上限は無限大のため、いくらでも授業にはこだわることができます。

しかし最低ライン、準備の下限は確かに英語は他教科よりも少し高いのかもしれません。






教員の仕事は常に計画的に優先順位をつけて行う必要があります。

授業の空き時間や放課後の時間をどのように活用して仕事をこなしていくかはまさにタイムマネジメントが求められる課題でしょう。

目の前の仕事に追われるばかりでは常に生徒対応等に追われ、会議や部活動の指導も含めると実質エンドレスな仕事量を遅い時間までこなすことになってしまいます。



GWや夏休み、冬休みなどの時期は授業がない分早い帰宅が期待できますが、そこでまたのんびりして学期が始まるとまた自転車操業という先生もよく見受けられます。

同様でテスト期間中や土曜日など比較的時間がある時期に同様にここぞとばかりにのんびりして、後日また忙しさに追われている先生も見受けられます。



目の前のやらなければいけないこと、にばかり追われていては良質の仕事はできません。

すぐにやらなければいけない訳ではないが、やったほうが良い様々な仕事をなるべく多く行うことで常に仕事の貯金のようなものを作っていけるかはとても大切なことかと思います。

目の前の仕事に忙殺されている先生は


1.長期的なスパンで計画的な仕事の実践
2.仕事の効率化


などに取り組まれることが大切なのかもしれません。

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by shun-sensei | 2017-10-14 09:52 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)

夏休み中の教師はどんなことをしているのか、疑問に持っている人も多いようです。

ある程度進学する生徒がいる学校ですと、以下の仕事が主でしょうか。

1.部活動の指導
2.部活動の合宿
3.部活動の大会引率
4.夏期講習などの補習
5.オープンスクールなどの広報業務
6.研修会等

私の現任校は中高一貫校なので5の広報関係の業務はありませんが、その代りその他の宿泊行事が入ってきます。

さて、毎年自分の学年の行事が入ったり、お手伝いで宿泊行事の引率があったのですが、今年度は受験を控えていることもあり学校内に残る日が多い予定です。

その分夏期講習を相当数設置したため、そちらの準備やフォローにかなりの時間を割くことになりそうです。

部活動はここ数年変わっていないため、今年度も2つの大会と練習が予定されています。

研修会は義務付けられたものは1日だけなのですが、休暇等を取得して自ら参加するものがかなりある予定です。

また参加後にレポートできそうなものをさせていただきます。

現在の予定では予備校主催のものに2つ参加予定です。

予備校以外の学会が開催するものに5日合計で参加する予定です。

この研修会は自腹でお金を払い、休暇の中でいくものです。

こういう機会がお金の補助が出たり、勤務として行けるような日が来ると良いのですが。



夏休みは1週間取れそうですが、まだ予定は立っていません。

直前になり、細かい調整を行いたいと思います。


みなさん、夏も色々と業務があり大変かと思いますが、充実した夏をお過ごしください。

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by shun-sensei | 2017-07-22 16:06 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)

上記の記事の閲覧が多いようなのでその数年後の状況をお伝えしたいと思います。

それだけ多くの保護者の方々がお子様の嘘で悩まれているということでしょう。

さてあの平気で教師に嘘をついて様々な目の前の問題から逃げていた生徒ですが、現在は立派な高校生になっています。

その段階に至るまでは繰り返しの指導と説諭がもちろんありました。

三者面談も何度行ったことでしょうか。

でもそれ以上に本人との話し合いを重ねました。

その結果中学校3年生の頃からだいぶ嘘はなくなり、現在ではこっちが知りたくもないことを話すようになりました。

決して学業の面では優れませんが、ある程度未来が見通せるレベルになったと思われます。


嘘をつく女の子たちも多くは言わなくなりました。

しかしどの生徒も我々教員との関係が良好です。

良好どころか、かなりこちらを頼ってくるというか甘えてくるような生徒になっていると思います。

逆にそこまで問題はないが、小さな嘘をついていた生徒の方が現在は心配です。

こちらも指導のタイミングを逃した部分はあるかもしれませんが、このような問題はデリケートな問題なので慎重に取り組まなければなりません。

相当な証拠と保護者との信頼関係を結んだ上でないと、それこそ大問題になりかねません。

そのような意味では、こちらが気がついているのですが、きちんと表立って話をすることができていない数名の生徒が現在は大きな問題と感じています。





ところで嘘をついた生徒に対して、みなさんはどのような指導を行いますか?

なぜ嘘はいけないと彼らに納得させますか?

私が伝えるのは大体2種類の話です。



1つ目が自分の人格を傷つけているのだと伝えます。

大きな犯罪は大体は小さな犯罪(例えば落書きなどでしょうか)から始まります。

初めは小さな犯罪を犯すことにドキドキし、心配だったのが一度犯すことでそのハードルは一気に下がります。

そして小さな犯罪を繰り返すと、今度は中くらいの犯罪(万引き、その次に窃盗などでしょうか)に対するハードルが下がります。

それを繰り返し人は大きな犯罪(暴行、殺人など)に対してハードルを下げてしまいます。

子どもはみんな嘘をつきます。

まだ自分を、他者を客観視する能力に欠けているから仕方ないでしょう。

しかし中学生くらいからだんだん自分や他者を客観視するようになり、嘘をつくことで傷つく人がいることが、嘘をつくことがみっともないことだと知るようになります。

このまま嘘をつくことを続けていると、小さな犯罪への自分自身のハードルを下げていってしまいます。

未来の自分がどんなに後悔しても一度下がったハードルはなかなか取り戻せません。

自分が行きたい未来はそんな未来でしょうか?

未来の自分の人格をこれ以上傷つけますか?

小さな嘘を繰り返し大きな嘘をつくようになるのですか。



2つ目は自分の未来を想像してみてください。

嘘をつく人をあなたは信じられますか?

嘘をつく人と合宿などで同じ部屋に泊まれますか?

嘘をつく人と結婚したいと思いますか?

このままだとあなたはその嘘をつく人とになります。

みんなから信頼されず、うわべだけの付き合いで心の奥では軽蔑される。

どんな大人になりたいのですか?



嘘をつくことが犯罪になることもあるよね。

小学生の頃はみんながしていたかわいい嘘も、中学高校で治らないで大人になると犯罪者になってしまうんだよね。



こうやって書きながら冷静に見直してみると脅迫しているような要素が感じられあまり良くない伝え方かもなぁと反省しておりますが、今まで大体の生徒はこのような指導で修正してこれました。


高校2年生になってもまだ治らない子もいます。

その生徒は明らかに成長のスピードが遅いと思われます。

心から伝わったなという手応えがない生徒です。

それは嘘の指導以外からも感じられます。

子どもごとに成長のスピードがあるので、そこは待たなければいけないケースも多いと思います。

自分の子どものことであれば今すぐにでも直さないとと思うのが親としては当然の気持ちかと思いますが、待つことも非常に重要なことです。
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by shun-sensei | 2017-05-20 07:01 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)

今年度の授業

今年度の授業が確定しました。

種類は4種類と多めで週に18時間と微増。

ということで、春休みやゴールデンウィークを活用し、事前に多めの準備をしないと授業が間に合いそうにありません。

まずコミュニケーション英語に関しては、昨年度からかなり教材研究を行なっていました。

現在春休みを使用し、年間計画、評価計画、4月の授業を作り上げようと思っています。



同時にEEのうち週に1時間実施する授業に関してはかなり盛りだくさんになる予定です。

盛りだくさんの授業は目一杯事前準備を行わないと成立し得ません。

授業外で行う生徒の宿題、授業前に生徒に行ってもらう準備、プリントなどの教材の充実で時短を目指します。

そのためにもたくさんの準備を春休みから行わないとです。



高校二年生ということで、補習講習に対する生徒からの要望も強まっています。

授業最優先の上、どの程度補習講習に時間をかけられるか見極めて行いたいと思います。


昨年度1年間、自分の思う授業や課題を実践してみてうまくいった部分とダメだった部分がハッキリと見えてきました。

現在最も悩んでいるのが語彙指導についてです。

結局は本人がその気になり、自分のペースで語彙学習に取り組まないと、効果は薄いなと改めて実感しています。

しかし、本人がその気になるのをただ待っていては、間に合いません。

どのように彼らの気持ちに火をつけるのか。

どのようにこちらはサポートしていけるのか。

とても悩む日々です。



概ね繋がれている生徒との関係も、無記名アンケートなどを実施したところ、様々な反省点が浮き彫りになりました。

それでも大半の生徒には伝わっています。

全員を満足させることなど不可能なのかもしれませんが、もう少し不満の率を下げられる方法を考えてもいいのかもしれません。



授業とは何なのか。

教員とは何なのか。

そのような根本的な基礎基本を改めて考える日々です。



学校でしかできない指導。

授業でしか行えないこと。

授業外でも指導できること。

生徒たち自身に任せた方が良いこと。



今年度は高校3年生の授業も一部持つことになりました。

この学年は、あまり学校に期待せず学校外での学習が多い学年です。

皮肉にもその分数字上の方結果は出ています。

自分たちの学年の高校二年生になるべく多くの時間を割きたいところですが、受験学年の生徒たちにも時間を割いてあげないとです。

限られた時間の中でいかに効率的に仕事を行うか。

そんな勝負の1年間となりそうです。

今年度は大きなチャレンジも予定しています。

あれもこれも同時にどれくらい頑張れるのか分かりませんが、精一杯取り組み悔いのない一年間にしたいと思います。

このブログもいよいよ8年目。

教員としての日々が少しでも伝わり、これから教員になる人や若手教員に何か役立つ情報があれば書いた甲斐があるものです。

今年度もよろしくお願いします。

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by shun-sensei | 2017-04-01 13:49 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)

ベネッセの中高一貫校指導研究会に参加をしてきました。

テーマは「なぜあの学校は伸び続けるのか」です。

私立の広尾学園と都立の三鷹中等が発表をされましたが、とにかく三鷹中等の取り組みが衝撃的でした。

今日はその取り組みを紹介したいと思います。



三鷹中等はいわゆる都立中高一貫校の中では最後にできた4校のうちの一つです。

南多摩、大泉、富士、三鷹といわゆる地区のナンバー2,3の都立高校が中高一貫化されました。

その中でもこの三鷹は最寄駅からバスで20分という悪条件。

都立高校であれば自転車で通学をするのでしょうが、中学生の保護者からは敬遠されたのでしょう。

1期生は都立中高一貫校では最下位の学力だったそうです。

また自己肯定感の低さや、学校や授業に対する期待も少なく、学校一丸となっての取り組みが始まったそうです。

その中でも今回発表された進路主任が中心となり、様々な先進校を視察した結果現在の形を作り上げる計画が始まったそうです。



根本となる考え方が、分掌主体の進路主導です。

都立高校はどうしても昔ながらのやり方である学年主体の行い方が色強く残っています。

しかし都内や他府県の進学校で成功している学校でそのような学年主体のやり方を行っている学校はなかったそうです。

そこで三鷹でも分掌主体の指導を行うことになりました。

これは我々の学校も同様に抱えている悩みの一つであったため、非常に参考になる事例でした。



さて、具体的に行ったのが三鷹スタンダード委員会の設立。

各学年主任と教科主任で構成され、年8回会議を行ったそうです。

また各模擬試験ごとに分析会なども実施し、成績の上がり下がりに対しても非常にシビアに見合うようにされました。

これをもとに、具体的な授業改善や放課後補習、生徒への面談などを行うよう依頼したそうです。

特に年3回各学年の各教科に自己分析と目標のようなものを作成させ、最終の進学実績から逆算させ課題点を報告するようにさせたそうです。

この報告形式が常套手段の一つでもあり、また難しいところで、ベテランの先生が多いとなんとなくそれっぽく書いて提出しようとする先生が大勢います。

ここは推測なのですが、都立の中高一貫校は年齢構成が非常に若く、二校目の先生が多いようなので、このような方法は非常に有効かと思われます。



また地方の公立進学校がよく行う方法の一つである校内実力テスト(自校作成)を赤本研究後に作成させ、中学生から高校3年生に実施しているそうです。

高3が2次試験レベル、高2がセンターレベル、中学から高1が宿題確認テストなのだそうです。

このような問題作成を行わせることは教員に受験を意識した指導を求める一つの有効な方法だと思われます。

多くの高3を教えていない教員は、毎年センター試験くらいにしか目を通さないのが実情です。

実際前任校で最新の入試問題をプリントアウトして英語科準備室に毎年置いておきましたが、毎年見た形跡があるのは3年生を指導している一部の先生に限られました。

また「私立大学では和訳は出ませんから」、と何十年前ですか?と思われる発言をしている先生もいました。

まずは解くきっかけを一つ作るだけでも非常に有効なところ、さらにそこから問題作成まで指示しているのが素晴らしいですね。



また、中学生は月曜日は部活動禁止日とし、放課後に講習を行っているそうです。

7,8時間目に自分が苦手とする教科に全員参加で行い、さらに土曜の午後にはチューターと呼ばれる大学生による補習サポートも行います。

また、中学1,2年次からベネッセ特有の指標であるGTZを意識させ、自分のGTZが下がったら、クラスの他のみんなのGTZの分布がどのようなものかを意識させるようにされているそうです。

なかなか中学校前半から大学を意識しづらいので、このような方法で意識を高めているのかと参考になりました。

特に中学の前半の生徒くらいの感覚だと、とにかく目に見えるGTZを下げずに上げようという方法で取り組ませるのは上手な方法だと思いました。

当然教員側も細かい分布分析から対策の報告を求められ、講習や授業等で工夫を行い、何とか前年度に負けないくらいの状況を維持することが求められるよう。

しかもそれが単独で担当者に対して行われるのではなく、教科会に一度かけて話し合い、教科で対策を行う点が素晴らしい点だと思われます。



中3から高1にかけての中だるみ期に対する指導は、保護者と本人への意識付けが中心です。

一般的な傾向や、地方の県立高校の時間割を紹介し、以下に授業+さらに何かが必要かを説明されるそうです。

また月曜日の全員参加の講習に加え、火曜日~金曜日の部活動がない曜日に80分の放課後補習を実施しています。

自分のスケジュールは自分で管理をさせ、欠席や委員会等とバッティングした時は別の曜日への参加を強制するそうです。

こちらは月曜の基礎的な内容とは異なり、応用型の講習のようです。

また自習室デビューもさせ、関東大会やインターハイに参加する生徒なども、18:30に部活動を終え、19時から講習に参加をさせたり次週を行うように指示をしているそうです。



また高1の夏には全員参加の2泊3日の勉強合宿を行い、1日10時間以上を目標に講義中心で講座を受けさせます。

さらに高2の12月にも同様の全員悉皆の勉強合宿を行いますが、こちらは自習メインで自主力をつけさせます。

またセンター試験同日模試も全員悉皆となっており、これを目標に勉強合宿で次週に取り組むのだそうです。



高2の1月から3教科+理社1の意識を高めさせ、早めに理科社会を1教科取り組ませます。

こう3になる際には第一志望宣誓書を発行し、生徒の意識を高めます。

こう3夏には合計68講座の夏期講習を開催します。

そして全教職員参加の志望校検討会を行い出願指導へとつなげます。

一人一人の生徒の国公立大学への最後の後押しや底力を確認し、組織的に指導を行うようです。

もちろん4月、7月、12月にもケース会議を行います。



国公立大学にこだわりこだわらせ、進路通信を含めた情報発信をし、さらに進路集会を開催します。

校長先生は全3年生の面接を行い、全生徒の状況を把握します。

このような校長先生だからこそ先生方もついていくのでしょうね。




勉強だけではありません。

伝統文化教育推進校として、とても豊富な校外学習を行っています。

またグローバル10の一員として、海外修学旅行や海外ボランティア研修、次世代リーダー育成道場に参加をさせています・

ICTパイロット校として中学生全員にタブレット端末を貸与し、Classiも導入を行っています。

国語かを中心とした論文指導やとにかくやれることは何でもやる印象です。



そして、校種は7時間目から9時間目まで存在し、最後の講座が19:00~20:30まで実施されます。

校長先生自身がご自身の教科を指導しています。



都立高校時代は、言葉は悪いですが生ぬるく、のんびりした雰囲気でやりたいように暴走をさせてもらいました。

その暴走時代に行っていたことを学校として組織的に行っている都立学校があることに驚きました。

このような取り組みが実践できているのは、今回発表された進路主任と校長先生自身が先陣をきって次々と取り組んでいらっしゃるからでしょう。

前半の私立の印象が完全薄れ、逆に都立の方が魅力的に感じてしまうのは意外でした。




ただ、実際に三鷹に異動をした知り合いに聞くと、みんながみんな同じ方向を向けているわけでもないようです。

それにしてもとてもインパクトのある発表でした。

しかしこの進路主任と校長が変わると、一気に学校自体が変わってしまうから怖いのですよね、都立は。

我々も負けていられません!!と思わされる発表でした。

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by shun-sensei | 2017-01-21 17:12 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)

職場の雰囲気の変化

自分が転職した当初と最近の職場では大きく雰囲気が異なります。

自分が転職した当初は、とにかく担任団ですべての業務を回している印象でした。

分掌プロパーの先生方は事情のある方や、部活動等を中心にされる方々、
ベテランの調整メインの方々がそこで上手にギリギリのラインで運営をされていました。

かなり狭い範囲できっちりと毎年の決められた最低限の仕事を分掌プロパーがこなしながら、担任団が大回転で働きまくる、という雰囲気でした。

しかし、昨年度あたりから徐々にベテランの大御所の先生方が定年を迎え、各分掌の主任なども比較的若い先生方に交代されました。

同時に各分掌には、若くて経験値はないものの、機動力がある若手の先生方が配備されるようになりました。




そこで、担任団が中心ではなく、分掌プロパーが中心となった学校運営を行おうとしているのですが・・・。

仕事でいっぱいいっぱいなのか、次々と分掌の主任同士が感情を前面に出して対立するケースが起こっています。

また、経験のなさからか次々と不備やミスを出す分掌があったり、警察の取り締まりのように締切を設定しあれこれやるよう指示を行う分掌があったり・・・。

何だか職場全体の雰囲気が正直あまり良くないものになってきています。

元々は担任団の負担軽減を一つの目標に行っていたはずの改革も気が付くと担任団の仕事を増やしてしまっているケースもあったり、何だか目的が見えずムキになって行っている印象になっています。

また、一部感情というかイラつきを前面に出す先生に関連した仕事に関しては、その周りの先生が過剰にその先生の機嫌を気にしてしまっていることもある状況です。




そんな中、自分は淡々と担当する仕事や関わっている改革のみに焦点を当てて仕事をしています。

しかし正直、現在の職場の雰囲気は気持ちの良いものではなく、どこかで何か手を打たないといけないなぁとも考えています。

振り返ってみて、自分が新人の頃はとにかく生意気だろうと無知だろうとあぁだこうだと自分の理想論をぶちまけたものです。

決して感情的に対決することは多くはありませんでしたが、隠れてイライラプンプンしていることはたくさんありました。



現在の自分が過去の自分、そして現在衝突している先生方に伝えたいこと。

怒りからは何も生まれない、相手に分かってもらうことが何よりも大切なのだから。

怒って不満を相手にぶつけるのは単に自分が気持ちをすっきりさせたいからでしょう。

そうではなくて、どうすれば相手がもっと良い仕事をできるか、そのためにはどのように説得すればいいかに力を注ぐべき。

我々教員同士の関係が良くないと、それはきっと生徒たちへどこかマイナスの影響を与える恐れがあります。

我々教員が良い雰囲気で、一つのチームとなって一致団結して生徒に向かうことが何よりも大切なのではないでしょうか。




現在の自分のところの主任はその点素晴らしいバランス感覚を持っています。

理不尽な要求や無茶な請求などをされて自分がちょっとプンプンしていると余裕そうにしていたりします。

ムカつかないんですか?って聞くと、「いや、怒っても何にもならないじゃん。それよりその何倍も上手の対応をして理不尽な要求をひょいっとこなす方がカッコいいと思うんだよね。」と自分の思考を修正してくださいます。





自分の大きな武器、それは素晴らしい仲間や先輩、上司に恵まれるという点です。

学生時代の友人、塾講師時代の校長、村田先生、現在の主任、どの方も尊敬ができ、自分自身を成長させてくれるバランス感覚に優れた方々です。

自分もそろそろそのような役目を果たせるようにならないとなぁと思う毎日です。

少しずつですが若い先生にも頼られることが出てきましたが、まだまだですね。




とりあえず現在の職場はまぁまぁのピンチだと思います。

自分ができることは少ないかもしれませんが、無用な衝突には巻き込まれないように、できる限り周りの先生方の思考を修正できるよう微力ながら頑張りたいと思います。
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by shun-sensei | 2016-07-30 21:40 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)

1学期を振り返って

やっと夏休みに入ります。

1学期、あっという間でした。

高校に上がり、英語として科目が増えたこと。

そして部活動の顧問のメインをやらざるを得なかったこと。

また英語のペアの先生が色々と追加で責任ある仕事を任されたこと。

これらの要因により、改めて忙しさを実感する3か月間となりました。

週末はほぼ全て出勤で、かつ平日の研究日でさえ出張や会議が入り、十分な休みを取れませんでした。

毎日が遅くなってしまうため、ジム等に通うこともできず、どんどん溜まっていく疲れ。

こんな生活が自分の目指していた生活かと改めて問うては、まずは目の前の生徒たちを卒業させるまでは全力で駆け抜けようと思い直し。

友達と小さな友達には迷惑ばかりかけますが、できるだけ一緒に過ごす時間を探す毎日です。



そんな中、大きな友達も決して安定はしていなく、小さな友達との二人っきりの時間の中で爆発しそうになることが良くありました。

一時的なことだと思いますが、爆発する前に時間を作り、大きな友達が気分転換する時間を少しでも作らなければと思う毎日です。




生徒との関係は今までの生徒と同じ生徒かと思うくらい順調な毎日です。

こちらの話すことが理解できるようになったからか、信頼関係を実感することの多い日々で充実しています。

改めて自分自身の中学生に対する指導を見直さなければと思わされましたが、しばらくは彼らとの現在の関係を楽しみたいと思います。

忙しい中でも質問や相談に来てくれる生徒がいると嬉しいものです。

帰宅時間がその分遅くなりますが、それに代えがたい充実感があります。

授業評価アンケートも今までよりもはるかに高い数字をいただき、もっともっと授業をこだわって作ろうという意欲に満ち溢れます。



また、補習や講習もかなり忙しさを増しますが、やはりそこでしか伝えられないことや、塾予備校に行けない、行かない生徒たちのサポートができる充実感が大きいです。




授業は予定通り行えています。

原則コミュニケーション英語では文法や構文は教えず、英語での内容理解と、アウトプットを重視した授業にこだわって行っています。

生徒たちも見違えるように自宅学習に取り組んでくれていて心強いです。

また自主性にした単語テストも、生徒たち自信の中で主体的に学習する姿勢が見られ、今のところ成功しています。

引き続き問いかけ、仕掛け、彼らの主体的な学習を引き出したいと思います。




忙しい毎日に体調がすぐれなかったり、心の調子がイマイチだったりすることがあります。

改めて自分の時間を上手に管理して、ちょうどいい仕事の仕方を見つけたいと思います。

計画的に、仕事の貯金を作り、日々の生徒対応や家族との時間を生み出すために、夏休み中にどんどん仕事を貯めていきたいと思います。



今年は例年より夏に参加する研修会や研究会は少なくしました。

それでも予備校研修を合わせると8日間くらい参加します、少なくないですね・・・。

また夏期講習も5講座開設します。

でも夏休みもきっちりと8日間は取ろうと思っています。

部活の大会もあるので、そちらもほどほどにかかわろうと思っています。


みなさんはどんな1学期でしたか?またどんな夏休みを予定していますか?

お互い頑張りましょー。
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by shun-sensei | 2016-07-16 13:55 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)