2月1日に啓林館主催のセミナーに参加してきました。

目的は2つあり、一つが電子教科書の利点を確認すること。

もう一つが講師の卯城先生の講演を聞くことでした。

電子教科書に関しては数年前に数研出版のセミナーでどんなことができるようになっているかを確認していたので、今回は別の出版社のものを確認しようと思っての参加でした。

卯城先生に関しては、『英語で読む英語の授業』など様々な著書でお世話になっていたので、何か得られることがあるだろうなと思いました。



結果的には大満足の研究会でしたので、一部報告したいと思います。

以下は参加時のメモの一部です。

これはオフレコにしておいた方が良さそう・・・というところは意図的にカットしています。


1.センター分析
・ボーダー付近にいる人数の多さ
・センター本番でミスしないためにはかなりの余裕をもって受ける必要あり
・色々な高校では制限時間を短めにすることによって余裕をもって受けられるように指導している
・ボーダーよりかなり低い生徒は見直しで結構間違う
・前年度の追試験を見ると、翌年の本試験と同じ形式であることが多い
・第2問の問題数減少は昨年度の追試験と同じ
・意味類推問題は第5問と第6問の長文に移された
・リスニングは一回で聴き取れるように指導する
・今年はポーズ時間の減少→語彙認知の能力が求められた
 瞬時に単語を見極める力が必要だった(聞きながら選択肢を見る力が)
対策
・長文読解問題の対策は錯乱肢の見極め能力になってきている
読解力=得点力ではなく、選択肢を見極める力=得点力
補習でやるべきは、間違いを選んだ生徒が何で間違えたかを理解させること
選択肢の吟味はとても大切である
・訳読をやっていると、このような錯乱肢を選びやすい
本文の中身を分かっていない、表面的な言葉の理解に限定していることが多い
初見での英文読解を授業でどれだけやっているかがとても大切
セクションだけではなく、文章全体の初見読みはとても大切
・予習禁止を目指すか、予習は8割以上しているを目指すかどちらかを選ぶべき
(ほとんどの学校はその間の中途半端な状況というのが実情)
・予習させてのORAL INTROCDUTIONは滑稽
・発音アクセントができない理由
音読不足、単語集の弊害、大学受験で変に単語を入れた人は留学しても発音は治りにくい
・ひたすらIPHONEで本文聞いたり、音読することがとにかく大切
・語法、イディオムは使用場面を理解していないことが原因のことも多い
・パラグラフ単位での要約練習や、私立大学の内容一致問題は有効
・DMを意識してパラグラフリーディングを特訓させる
・パラグラフ単位での要約や小見出し付け
・段落単位での丹念に読み、進める
・ある程度のスピードでの段落単位でのリーディング
・様々な英文を読む経験を積ませていく
・わからない部分は読み飛ばして(少なくとも1パラは)全体を把握する特訓を
・そのためには比較的優しめの入試問題を使ったり、教科書の初見読みで行うことができる。
・穴埋め問題とクローズドテストは違い、クローズドテストは必ず何語おきかに抜いていく。少しでもコントロールして穴を空けるとするとそれは単なる空所補充問題になる
・余分な単語を入れて抜いていく問題から抜く問題
・要約をさせる指導、本文と実際の要約文を見比べさせる指導(苦手な生徒向け)
・教科間の学習量の調整が必要な進学校も、家庭学習量の総量の増加をさせる
・英語教師は他教科のことや塾予備校のことも考える必要あり
・予習する、復習する+受験勉強→予習はしないという生徒が多数生まれてしまう(当たる順番を予測しそこだけ予習する生徒たち)

2 英語で教える英文法
・全国の中学生の目標→卒業時に英検3級→3割ちょっと
実際に取得は19パーセント
・高校の目標→卒業時に英検3級準2級
9〜10パーセントに能力があるので17〜19パーセントを足した人数
それくらいしか合格していなくてその程度の力しかない
・韓国語は1級が一番簡単なので、韓国語1級持ってますというギャグは簡単に達成できる
・教員の英検やトイックの点数の結果も公表されている
・研究授業などでの進行形の授業の導入…紙飛行機を作って飛ばしてみる、ピンポンをする
・ビジョンクエストは実はコミュニケーション場面を様々な設定している
・文法説明を英語で行うことが英語で行う英語の授業ではない
・文法授業の目標→特定の場面でその文法事項を使ったり英文が出てくるか
・全ての文法事項で行うことは難しいが、その例をできる限り書いたのが、英語で教える英文法という本
・GLOBAL VOICE ENGLISHは英語の音声読み上げソフトで10万くらいするがとても精度高い
・英語のシナリオは間違った英語を使ったものがかなりあるので危険である
・side bysideという教材を使うことで、今回研修でやったような様々な活動を行うことができる。
・卯城氏著書の本の中では全27の文法項目に関して導入を載せている
・手書きの用紙を瞬時に読み取るスキャナ→さらにその文字を読み取ってくれるソフトも
・学年団で英文法の使用場面の導入を作成すると、思わぬアイデアが出てきて面白い
・入試問題に場面設定がない以上、そのような練習問題は必要
(ネイティブは意外にセンターなどの問題解かせると時間かかる)
・文法のパタンプラクティスは有効かつ大切(実践して感じた)
・教科書ELEMENTの見開きの写真は是非リテリングで使って欲しい、読む前の背景知識やモチベーションを上げるために活用する
・受験対策は3年間の授業の積み重ねの先にあるという狙いでの教科書の作り
・速読用教材は、教科書の英文と関連した英文
・コミュ英語2ではリーディングストラテジーを用意
・さらにリテリング用のキーワード集もついている
・パートごとの題名などもつけていない
・エレメントには教科書本文CDのスピードチェンジャーつけている
・文法項目に関してはFOCUS ON formを背景につけている
・指導用パワーポイントもついている
・ボイスレコーダーに録音させて、それを書き起こさせて、それを数名で直す作業をさせて、提出させる(まちがいを修正させていく)
・リテリングとメモライぜーションは全然違う。ディクテーションとディクトグロスくらい異なる。
・難しい内容を自分の言葉で言わせようとするとうまくいかない。
・英語でのQ&aを行い、それをつなげるとリテリングになるように工夫する。
・始めは拙いレベルの低い発表でOK(待てるかが試される)
・典型的な間違いを後から直していくくらいにしないと、何も発表しなくなってしまう

3.電子教科書の説明
メリット
・生徒の目線が上がる、音声を簡単に再生できる、さらに音声のスピードを3種類から選べる、読み上げている間自動でスクロール+読んでいるところをアンダーライン可能、リスニング問題のスクリプトも、答えの提示、フラッシュカード機能英語→日本語や逆や英語のみもあり、感覚も変えられる、音読ツールもあり(スラッシュリーディングに日本語が登場)、熟語検索もあり、ビジョンクエストにもあり、事前の仕込みで上に貼る(YOU TUBEの動画、自分お作成した教材など)マスキングして一部の単語を消す機能もあり








このセミナーで実感したのが今回の題名の英文法の定着のためのパタンプラクティスです。

セミナーでは助動詞+完了形や完了進行形の文法分野についてのパタンプラクティスを隣同士で行いました。

やはり実際にやってみるとその効果を実際に感じることができました。

今まで高校で文法の授業を行っていて感じていた定着率の悪さはこのような活動が不足していたからかもしれません。

いわゆる文法問題集の横についているドリルでは定着しない力です。

それを強く実感し、今後の文法指導の際は必ずこのような活動を行おうと思いました。


そしてそのようなパタンプラクティスの例を載せた卯城先生の著書が

『英語で教える英文法』

だそうです。

まだ読んでいませんが、高校生の英文法を指導する際には読みたい一冊です。




繰り返しますが、自分で実践するまではその意義というか良さが理解できませんでした。

今まで通りの英文法参考書の付属問題集(市販されていない学校の授業用のものです)を解いて解説。

なるべくたくさんの問題演習が最良の定着方法だと思っていました。

英語教育本などで「実際のコミュニケーション場面を想定して、使わせることで英文法を定着させる」と書いてあっても、時間がもったいないのでは?と思っていました。

やはり自分自身でも実際に体験することは大切なんですね。



とても勉強になったセミナーでした!!
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by shun-sensei | 2015-02-23 22:26 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)

昨年度から大学受験における外部試験の導入の情報が入ってきていましたが、いよいよ本格的に進みそうです。

文科省は高校現場に変われ変われ、という前からこのようなことをしていれば高校現場も変わらざるを得なかっただろうにと思います。

詳しくはこちらの毎日新聞の記事を読んでください

文科省の目的は入試改革だけでなくもっともっと大規模なものなのでしょうが、大学入試の指導を行う教員にとっては特にこの点に絞って書きたいと思います。





以下はベネッセの研究会で聞いたざっくりとした説明です。


今までも外部試験の活用ができる入試は存在したが、それはあくまで一部のごくわずかな定員であった。

しかしスーパーグローバル大学創生支援というプログラムを通じて、大規模な補助金を出すことになった。

その指定を受けるには外部試験や多面的選択についてどれくらいの割合で一般入試以外の枠の割合が問われる。

これにより、一般入試以外の入試の定員の割合が大幅に増えることが予想される。


また従来では中教審が長々と会議を行い提言を行っていたため、時間がかかる割には実現性が低かった。

しかし今回は首相の諮問機関が直接行っているため、スピード感をもって進むことが予想される。


今回のプログラムは安倍政権の経済再生の一環であるため、かなり本気で実現がされることが予想される。

以上

説明会のメモより

(聞き違いなどもあり得ます、ごめんなさい)







今、直接日本学術振興会のHPの中のスーパーグローバル大学支援のページに行き、各大学の提出した構想調書をざっと見てみました。

以下が入試の全定員に対して外部試験を用いた定員の割合の各大学が提示した数値です。



TOEFL等外部試験を活用した学部入試の全定員に対して占める割合(パーセント)

①平成25年度 ②平成28年度 ③平成31年度 ④平成35年度



東京大学
①1.3②4.8③6.5④8.1

京都大学
①1.4②1.7③1.7④1.7

東工大
①0②0③1.9④2.8

筑波大学
①28.5②30.8③100④100

慶応大学
①9.4②10.7③10.7④10.7

早稲田大学
①4.4②9.8③21.7④40

上智大学
①24.5②43.0③50.1④57.4

明治大学
①0②2.2③7.4④11.9

東洋大学
①7.9②10.0③12.0④15.0


とりあえず自分の勤務校の生徒たちが受験する可能性のある大学だけ取り出してみました。

筑波の100パーセントや東工大や京大の1~2パーセントの違いが面白いですね。

しかしこのように外部試験を用いた入試はさらに拡大することは確実で、各学校も予備校も今後外部試験への対策に取り組む必要が出てくるのでしょう。





この調書自体読んでいると面白いというかワクワクしますね。

本当にこんなに多くの外国人の教員が日本に来てくれるのでしょうか?

また事務職の求められる英語力もとても興味深いです。

安倍首相の教育政策は色々疑問点もありますが、実行力などの面ではとても評価できると思います。

現場は大いに混乱することが多いですが、それくらいの強引さがないといつまでも日本の教育界は変われないと思います。







これで環境はこれから整っていくと思います。

4技能を用いた入試がどんどん拡大する以上、高校の授業も4技能を伸ばす授業へと変更していけるでしょう。

京大や東工大志望者に向けては特別に講座を用意することで対応できるでしょうか。

願わくばすべての大学が筑波を目指してほしい気もしますが、それは10年後に筑波に入学する学生と大学がどのような結果を出すかにもかかっているのだと思います。

この調書が単なる調書ではなく、絶対に実現しなければいけないもの!!となるような縛りは用意されているのでしょうか?(予算返金などのペナルティで)

今後もどんどん改革が進むことを願っています。
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by shun-sensei | 2015-02-22 11:08 | TEAP, GTECなど4技能外部試験 | Trackback | Comments(0)

英作文の指導はおろそかにされてしまっているケースが多いです。

前任校で自分の学年を含めそういう学年が多かったです。



ある学年は2年次はBreak Throughという一年次から使用していた文法テキストの中くらいのレベルの問題集+Next Stage。

3年次の前半はBreak ThroughのFinal Stage+Next Stageを使用し、後半はセンター演習を行っていました。

つまり3年間で英作文の指導はゼロ。補習でも設定はなし。

国公立を受験する一部の生徒には予備校をおススメし、同時にこちらで添削指導を行いました。



別の学年は英作文に比較的積極的で、2年次は教科書を用いて指導。

3年次はWrite to the point入試必携英作文+基本例文300の小テストという取り組みを行っていました。

前著は良い問題集だと思いますが、いかんせん基本例文の小テストが無駄に思えました。

生徒はほとんど理解もせずひたすら例文暗唱をしていて、実際得点には結びついていないように思われました。

また3年次の12月までずっと例文暗唱テストを行うことにも?でした。

この学年は逆に今度は文法力不足が課題となっていて、予備校で英語を取る生徒が非常に多い学年でした。



自分たちの学年の時は、1年次は文法の1週目としてデュアルスコープ45を使用。

2年次は文法2週目としてUPGRADEの準拠問題集を扱い実践力を身につける狙いで行いました。

本格的な英作文は3年次からで、Z会のアップリフトという問題集を前半は入試基本編を、後半は
入試標準編を扱いました。

2クラス3展開で行っていたので、基礎クラスには文法の復習として空所補充と整除作文を練習させる。

上級クラスには英作文をどんどん書かせて使える表現を増やす目的で行いました。

反省点としては、やはり基礎クラスと上級クラスのレベルの違いでしょうか。

また、担任団で基本上級を持ち、上級クラスは40人にしました。

これは基礎クラスを持つ担任外の先生方への配慮だったのですが、これが少し失敗だったと思います。

上級クラスレベルでない生徒も各クラス上級クラスに入ってしまいついてくのが大変そうでした。

また丁寧な添削を必要とするクラスのほうが人数が多いという欠点が生じてしまいました。


そしてもう少し早い時期から英語を書く練習というものはさせても良かったのかなと今では思います。

書くからこそ文法の理解が深まるのであるので、2年生までひたすら文法演習では彼らの文法学習へのモチベーションは上がりにくかっただろうなと思います。






英作文の指導はどうしても後手に回りやすく、また教員にとっても指導が苦手な人は多い気がします。

3年間の流れをきちんと作成し、教員の都合ではなく生徒に一番あったカリキュラムを考えなければと思います。

授業のやりやすさ、ではなく、生徒の英語力を高めるための授業のやり方やカリキュラム。

それをこれから策定し、実践していきたいと思います。
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by shun-sensei | 2015-02-22 09:34 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)

教師はなるまでより、なってからの研究と修練が大切なのは言うまでもないでしょう。

しかし、自分の周りに積極的に研修を行っている人がいないと、なかなか情報がつかめないと思います。

ここでは新人英語教師を中心に、自分自身を成長させたいと思っているすべての英語教育関係者に対して、自分が経験した研修を大雑把に紹介したいと思います。

今までのエントリーと一部情報は重なりますが、現段階の自分が経験した数少ない経験を伝えられたらと思います。










指導のための知識

指導を行うためには、指導する側に十分な知識がないといけないでしょう。

特に難関大学受験の指導を行うためには、それを十分に分からせられるために必要な知識を身に着けておく必要があると思います。

それを補ってくれるのが予備校等が行っている研修だと思います。

あるいは映像授業などであれば、実際の生徒の授業を受講することも、様々なヒントを得られるでしょう。

代ゼミや東進の授業を受講することで、英語の知識を得ると同時に、それを指導する技術やヒントが得られます。

自分自身が自信をもって指導できるレベルになるまでは、このようなレベルで研修を重ねることが大切だと思います。



また、語源や英語学や英語史についての読書も指導を行う際に役立つでしょう。

語彙指導において、フラッシュカード等を用いて綴りと音が一致するように指導したあとには、接頭辞や接尾辞、語根などを使い、単語の知識を広げてあげる。

授業においてこのような指導を行うことで、何より生徒が辞書を読む意味を理解することができます。

よく日本語の意味だけを説明する授業を見かけますが、それでは先生がただ辞書代わりになっているだけで、生徒にとっては得られることはとても少ないでしょう。

語源の知識は1年や2年で身につくことではないと思います。

授業で登場する単語などを説明するために調べ続ける中で、だんだん身についていくのでしょう。

現在駿台の竹岡先生が生徒向けの語源を利用した英語の講座を行っています。

こちらも映像授業化しているようなので、教師にとっては活用するといいのではないでしょうか。



大学レベルの英文法に関しては自分自身まだ勉強を行っていないのでその価値は分かりません。

しかし、たまに授業でそのような内容を説明されているケースを見ますが、生徒にとってプラスになっているかと考えると正直微妙だと思います。

まずは大学受験レベルでの英文法をきちんと網羅して理解することで十分なのではないかと思います。

なお、生徒からレベルの高い質問があった場合参照するのが『英語語法大辞典』の1~4です。

1と2は現在入手不能ですが、大体の英語科は科としてもっていると思われます。










指導方法

訳読授業に関しては、やはり予備校の授業が一番参考になると思います。

ポイントは、答え合わせではなく、次から生徒ができるようなになる教え方ができるか?だと思います。

すべての予備校講師がそのような授業を実践しているわけではありません。

パフォーマンスばかりの先生もたくさんいます。

そこは自分自身で見抜くように受講するといいでしょう。




訳読ではない英語を使った授業を目指す人には以下の団体がおススメです。

自分が参加したことがあるのが以下の団体です。



英語授業研究会

主に英語の授業について研究しています。

実際の授業を映像で見て、みんなで検討することが多いようです。

例会を定期的に行っているので、まずは気軽に参加してみてはどうでしょうか。

1回の参加費は大体700円~1000円くらいです。





ELEC同友会英語教育学会

授業に限らず、様々な指導や評価についての研究を行っている団体です。

下の一般財団法人英語教育協議会ELECとは、数十年前に別の道をたどった学会です。

学会に参加をし、特定の分野について研究をすることも可能ですし、授業の映像を見せて他の先生方からアドバイスをもらうことも可能です。

授業研究を含めて様々なテーマで研究を行っているので、まずは興味があるところに参加してみてもいいですし、年間数回行っているワークショップなどに参加することもおすすめです。

個人的には現在一番おススメな団体です。

ワークショップは大体1回の参加費が700円~1000円で、研究会は無料です。





一般財団法人英語教育協議会 ELEC英語研修所

英会話の研修と、長期休業中には単発で英語授業法に関する研修を行っています。

この研修会は1日に2名が発表を行い、料金は1万円です。

手っ取り早く最新の英語授業研究について知るにはとても便利ですが、どうしても受講者は受け身にならざるを得ないのが残念です。




他にも全英連や語学研究所なども研究会を行っているようですが、まだ自分は参加したことがありません。

どれも参加しているメンバーがかぶっていたりしますので、ご自身のスケジュールに合わせて参加すればいいのだと思います。

人に授業を見てもらうことは、初めは緊張したり嫌だったりしますが、実際に見てもらうと本当に多くのアドバイスがいただけます。

自分が考えたことがなかった視点を知ることができたりもします。

また人の授業を見て、みなさんの意見を聞くこともとても参考になります。

部活動などがあるとなかなか日程的に難しいケースも多いですが、できる限りこのような会には参加することは大切だと思います。
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by shun-sensei | 2015-02-13 21:33 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)

おそらくこれが新人ちゃんエントリーの最終回だと思います。

3年間の担任生活も無事終えられたようで良かったです。

今年度は英語科がとても平和なようで、新人ちゃんとしては自分と村田先生が出たことが大きいと考えているようです。



さてその新人ちゃんですが、異動先が決定して伝えられたようです。

この時期ということはかなり特殊な異動先なのですが、彼女からすると一番希望をしなかった異動先だったようです。



本人は中堅の都立高校で今の自宅のそばが理想です~と言っていたそうですが・・・。

レベルも場所もとても希望からは遠い場所になってしまったそうです。

続けるかも考えているそうですが、絶対に彼女は辞めないと思います。

この仕事以外にできることがないことは彼女自身が一番実感しているでしょうから。



と言うことで、ついに情報も入らない場所に異動になりますので、新人ちゃんのエントリーもこれで最後だと思います。



1年目に比べて、年々彼女自身は成長したと思います。

自分や村田先生とは1年目に彼女が暴れまくった時に衝突したので、その後何があってもその恨みは消えなかったようです。

自分と面識がない先生にも我々との出来事を語ってるそうなので、その恨み具合はとてつもないのでしょう。



1年目の彼女はとにかく生活も安定しなかったからか、理由のない欠勤もありましたし、何事にも首を突っ込んで言いたいことを言って迷惑をかけていました。

生徒指導はすべて後出し後出しで、すべて責任は生徒に押し付けていました。

2年目の初担任でも、保護者は当然そのおかしさを感じ取る方がいて、保護者からのクレームなどもあったようです。

授業評価アンケートでもボロボロのことを書かれていました。


しかし3年目以降からだんだんと本人も生徒との関係も落ち着きました。

一つは生徒側が諦めた、あるいは接し方を理解したということもあります。

前任校の生徒たちというのは本当に偉いもので、もはや諦めてその担任を生かす接し方を生み出します。

担任を変えられないのだから、あの担任とうまくやっていく方法を生み出すのです。

またクラス替えを行う際に、かなり彼女がやりやすいようにクラスを作ったようでした。

その分のしわ寄せは他の先生に行くのですが、生徒側の被害が最小限になるという理由で自分もこのアイデアには賛成です。



もちろん新人ちゃん自身も少しずつ成長しました。

生徒に強くあたることを減らし、感情をぶつけることを減らしていったと思います。

また職員間の問題でも、首を突っ込んで無駄な発言をする回数を減らしていました。

うまく自分の感情をコントロールするための相談場所も見つけ、日によって不安定さもありましたが、だんだん落ち着いていったようでした。



トップ進学校に行ってしまうと、業務量が多過ぎたり、生徒のレベルが上がる分自分のダメさを見抜かれることが恐ろしいようです。

かと言って生徒指導が困難な学校で生徒指導ができる訳がないことも自分では分かっているようです。

そのため、とにかく中堅校に異動になりますように・・・と日々願っていたようです。

今度の異動先は、生徒たちはある意味中堅校を少し下げたくらいなので、きっと仕事はしやすいと思います。

ただ場所というか環境は大きく彼女にとってプレッシャーとなるでしょうね。



本校においては初任者ということで、何もかもできなくて当然という接し方をしてもらえていました。

しかし2校目からは、一人前の教員として見られるようになります。

そのストレスをうまく乗り越えられれば、よくいる女性の英語科の先生になっていくでしょうね。


若干攻撃力が高いことはまだ残りますし、生徒からするとめちゃめちゃな価値観とぶつかることもあるかもしれません。

まぁ、上田先生レベルの先生がもう一人20代後半に作られた感じですね。



自分はもう会うこともないと思うのですが、とにかく生徒の成長を考えられるような先生になってほしいと願っています。

今回の異動先はそれを実現するためには環境が整っています。

あとは新生活に向けた大きなストレスを乗り切ることだけだと思います。

プライベートの人間関係に関しては気の毒だと思いますが、自分の同期でも遠距離恋愛を頑張っている人はいるので頑張ってほしいです。
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by shun-sensei | 2015-02-12 06:49 | 新人ちゃん | Trackback | Comments(0)

近況報告

あっという間に今年も1割が終わってしまいました。


近況ですが、まずは入試が終わり、新入生がやっと確定しました。

入試は都立高校の入試とは大きく異なる部分ばかりでとても勉強になりました。

試験から発表までの時間はとてもスピーディで、合格者数の決定などもとても参考になりました。

入試も複数日設定しているので、何名合格者を出すかはかなり綿密な調査をもとに行います。


また自分は塾での指導経験もあったことから算数の採点を手伝いましたが、小学生の発想力は本当おもしろいですね。

こちらが想定しなかった解き方など、改めて我々は彼らから学ぶことが多いと実感しました。


合格発表と手続きの後は、繰り上げ合格などの連絡もしていました。

本当に嬉しいでしょうね、家族は。


入試が終了し、また日常の生活に戻りつつあります。



今年になり、仕事をかなり前もって計画的に行うことができるようになりました。

その結果、帰宅時間も早めることができ、ジム生活や自炊生活を再開できています。

前日の夜に仕込み、翌朝に完成させる形で、お弁当作りも実行できています。

おかげで家族の機嫌はよく、毎日が落ち着いて過ごせています。



校内では授業評価アンケートが行われ、自分自身としては反省項目ができました。

中学生との信頼関係がきちんと結びきれていないようです。

未だに生徒に声を荒げたり、感情的に対応したことはありません。

ただ、宿題の量やテストの難易度をあげたりしたことによる反発が大きいようです。

また高校までの習慣で、宿題の確認をサラっとやりすぎたことも一部の生徒からは不満だったようです。

改めて中学生の指導ということに関して自分はまだ初心者だということ。

それなのに、初任者のような熱意がなく、中途半端に距離感を取ってしまったこと。

これらの結果が現在の生徒たちの反応に繋がっているようです。


自分が担任しているクラスや、別のクラスに関しては十分な信頼関係を結べているのですが、直接接せる場面が少ないクラスに対しては十分な関係を結べていません。

そのようなたまにしか接しないクラスの生徒や、うまく関係が作れていないクラスへの自分の対応が今後の反省課題です。



相変わらず忙しい毎日ですが、うまく時間をコントロールしながら、無理のない毎日を過ごしたいと思います。

仕事への熱意を高めないと、毎日の仕事が面白くありません。

そのバランスは自分自身でコントロールできることです。

うまくバランスをとって、毎日の仕事を楽しみながらもプライベートを大切にしたいと思います。
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by shun-sensei | 2015-02-11 20:13 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)