ストレスの多くなる季節

学校現場でストレスの多くなる季節がやってきました。

今年度の最後の成績処理とともに、様々な書類作成が求められます。

同時進行で次年度に向けての動きが始まります。




成績処理は気を使う作業であり、ミスは許されないものなので精神的な疲労はとても大きいです。

しかし生徒が日々頑張って学習した成果をきちんと評価してあげるのはとても大切なこと。

こちらもその生徒の頑張りを想像しながら、一つ一つ焦らずに丁寧に作業を行わないとです。


さらに年度末ならではの書類の山を作成します。

報告書類、引き継ぎ書類、会議資料など、年度末らしい書類ばかりです。

そして担任団には次年度のクラス分けという大きな課題がやってきます。

これは楽しさもありますが、とにかく膨大な時間を費やす必要のある作業です。

このクラス替えにおいては、若干ですが教育観のズレがある先生がいると手こずります。

あるA先生からすると問題行動のあり得る生徒、であっても、その問題点が見えていないZ先生もいたりします。

当然A先生の思い違いの可能性もあるのですが、A先生側の考えを他のB先生やC先生も同時に感じていることもあります。

その場合は複数の教員が感じている違和感なので、必ず何かがあるはずです。

しかしZ先生からすると、いつも自分を慕ってくれている生徒が問題があると言われてもどうしても納得ができません。

A~C先生からするとZ先生はその生徒の表面しか見ていない、と感じているのですが、このような状況でのクラス替え作業では長い議論が始まることもあります。





また何よりも大きなストレスを生み出すのが、次年度の人事や仕事分担の季節だということです。

人事は原則管理職が決定するので、それ以降の変更はありません。

しかし当人は持ち上がるつもりでいた学年から、新入生の担当ができる先生が他にいないからと突然外されて1年の担任団に入れられることはよくあります。

また、ある別の学年の問題点の解消のために、自分の安定した学年を捨ててその学年のサポートに入らされるケースもよくあるようです。

これはある意味、能力が高いからこそ行われる本人の意図せぬ人事です。

その状況を見ていると、本当何が正解か分からないなぁ思います。



基本教員というものは一度学年担任団に入ったら、そのまま持ち上がり卒業までさせたいものです。

それを途中で抜けるというのはとても辛いことです。

その抜けるという決定が、自分の力不足や大きなミスが原因ならまだ納得するしかないと思います。

しかし、この世界では能力が高く学年全体に大きな影響力を及ぼせるからこそ、抜いて他の学年に入れるということが起こり得るのです。

能ある鷹は爪を隠さないと、本人の意思に反して外されてしまうという不思議な状況が起きています。







さてさらに大きな問題は、管理職決定の人事発表の後の仕事分担で発生します。

次年度1年間、自分が行う全仕事を決定するので、それはそれは大きなことです。

担任をもつ先生に関しては、その学年の授業を持つだけで時間割は埋まるので、あまりここで悩むことはありません。

しかし担任外の先生方にとってはどの学年の授業を持つか?や何種類授業を持たされるか、が大きく仕事内容や量を左右することになります。



ちなみに現在の我々の学年は問題行動のある生徒が多い学年なので、当然どの先生も敬遠しているのが言葉から伝わり、気持ちは分かりますがわが子を否定された気持ちでストレスを感じます。



教員の世界にもやはり事情がおありの方々がいます。

まだ小さなお子さんがいらっしゃる方々や、ご家族の介護がおありの方々や、生徒とうまくコミュニケーションが取れない方々や現在の学校での仕事に意欲を感じられない方々、など。

事情があっても安心して働き続けられる職場を作る大切さを最近は強く実感します。

それなので、事情がある方々の分をみんなでサポートをして、フォローすることが大切だと思います。



しかし。

英語科という集団で見ると、事情のある方の人数が多すぎることが多いです。

女性が多い科、という事情を差し引いても、やはり人数の比率がずば抜けて高いです。

やはり担任業務、中学生の授業、科目のメイン、という立場は困難なようです。

そうなると自動的に担当は決まっていきます。

余りの人数というか選択する余地はなく、それ以外には人がいないという状況になります。





と言うことで、なかなかストレスを感じる機会が多い季節ですが、平常心を心掛け、みんなで楽しく働ける環境を作っていくこともとても大切なので、バランスを大事に仕事をしたいですね。
[PR]
by shun-sensei | 2015-03-05 06:40 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)