自炊の強い味方


素晴らしい割烹と出会い知った本当の美味しさ。

それを少しでも自炊に持ち込みたいなと思い、まずは出汁を取ることから始めようとと思いました。


しかし、なかなか日々の忙しさでできていなく。

いつもレトルトの出汁の素で済ませていました。



あれはあれで美味しいのですが、やはりこう合成した旨味のような味に。

またついつい濃い味で味付けをしてしまいます。




そんな中出会ったある出汁のお店。

東京ミッドタウンにたまたま降り立ち、試食(試飲)をしてすぐに購入を決意しました。
d0153971_23034025.jpg

d0153971_23034116.jpg

出汁パックのような形で水から数分間煮出すだけ。

それなのに和食屋さんで食するような深い味わいがします。



この出汁で調理すると味付けも自然と薄味にしたくなります。

出汁の風味を大切にしたいからです。



少し割高ですが、料理をすることが楽しくなります。

オススメの商品、一度お試ししてみてください。
[PR]
by shun-sensei | 2015-11-28 22:48 | Trackback | Comments(0)

私が経験した数少ない高校と中高一貫校での配置のため、異なる学校も多く、中学などは全く異なることをご了承ください。



学校内には担任の先生と担任ではない先生がいます。

担任外の先生は複数ある分掌(会社でいう部署)のプロパー(専門部員という感じ)と呼ばれます。

そのプロパーの先生方が副担任を担当します。

よって、校内での人数の比率は大体担任が教員全体の半分以下で、プロパーが半分強います。



分掌は大きく分けて、教務部、生活指導部、進路部の3大柱があり、それ以外に広報部のようなものを置くところが最近は多いようです。

以前は総務部という分掌が必ずあったようですが、最近は総務部の様々な仕事を上記三分掌に分割し、残った広報的な活動を広報部に分担させているようです。

広報部はいわゆる学校説明会や学校公開、中学校回りや塾説明会などを行います。

なぜか前任校では卒業式や入学式も広報部管轄でした。



さて、教務部は一番書類やパソコンと向かい合う時間の多い分掌です。

様々な届出等の作成や、作成された記録の管理などはすべてここで行われます。

そして校内の授業に関連する業務もすべて教務部が行います。

時間割の作成、定期考査の時間割や監督票の作成、各種校内研修会の運営管理、成績関連の管理、学籍の管理(留学や転学等の対応)、などなど。

現在では入試や教育課程の変更時のカリキュラム作成などは「委員会」という形で別に動くことが多いですが、基本的に教務部の先生は全員この委員会に参加する、などという現実的な状況があります。

3大分掌の中で一番生徒と接点を持つことが少ない分掌かもしれません。



続けて生活指導部ですが、こちらはまさに生徒の日々の生活を取り仕切る分掌です。

体育祭、文化祭、合唱コンクールの三大行事の総まとめはもちろん、その他の行事や生徒会の指導や日々の生徒の生活の中で起きるすべてのことに関与していきます。

トラブルの起きる頻度の高い学校だと、その対応が増え、その結果行事の数も減少します。

例えば毎日授業開始時に座らせることから指導が始まるような学校ではなかなか合唱コンクールは行われていません。

日々の朝の玄関での指導や、授業中の見回りを行う学校も多いようです。



そして進路指導部は生徒の進路実現に向けた業務全般を行います。

外部からの進路情報を取得し、それを校内に還元する。

生徒に必要な進路系の行事の実施。

そして個々の生徒の進路のための指導や相談を行います。




このように校内には担任以外にも様々な業務があり、それ専門の担当者がいます。




そしてよく問題になるのが、プロパーと担任の仕事の分担です。

多くの学校で、どうしても力と意欲のある人材に担任を任せざるを得ません。

そして事情のある方や、意欲の低い方が分掌のプロパーに複数名所属することになります。

そうすると、本来プロパーで行うべき仕事の多くが気が付くと担任が行っている現実が起こります。

その結果、担任ごとにやり方の異なる、つまり年度により学年の担任団により行うことが異なる学校が出来上がります。

これは多くの都立高校が抱えている問題点です。

学年ごとに異なるので、仕事は全て一から始まり、効率も悪くまた精度も高まりません。

生徒たちも先輩たちとの違いに、気持ち的な不満をもったり、ルールの違いなどに振り回されます。

そして担任団に仕事が偏り、担任が生徒と接する時間、生徒のために費やす時間が減少します。




そこで今まで自分が所属した学校では分掌中心の学校運営が常に問題としてあげられていました。

担任からはがせる仕事はすべてはがしてプロパーが行う。

どこまでなら切り取れるか、そんな視点で見れば簡単に実現できることなのですが、なかなかプロパーの先生はそのような発想になれないようです。

長年プロパーを続けている先生も多いので、担任の感覚が分からないことも多いと思います。




プロパーに配属になった新人の先生方は、しばらくは校内の仕事を理解し覚えることで精いっぱいだと思います。

でもどこかのタイミングで上記の視点で考えてみてほしいと思います。

担任のサポートのためにプロパーはいます。

担任の先生のためにできることは何でもする。

そんな視点で仕事を考えられるようになってほしいと思います。
[PR]
by shun-sensei | 2015-11-21 23:26 | 教員採用試験 | Trackback | Comments(0)

現在の自分が思う授業の理想形について書きたいと思います。

まずは中学段階での授業です。


当然このやり方が絶対の正解だとは思いませんし、今後もいくらでも変化する可能性はあるでしょう。

しかし記事という形でアウトプットすることによって自分自身の考えを整理し、また数年後に見返したいと思います。



さて、現在中学3年生を指導していますが、本校では先取りなどは行わず、中学生に対してはきちんと中学英語をマスターさせることを最優先しています。

これに関しては科内でも様々な意見がありますが、個人的には大賛成です。

その理由ですが、中学生が理解できる抽象度にはどうしても限界があります。

彼らの脳の成長を十分に待たずにどんどん先を急ぐことは一部の優秀な生徒にとっては効果的かもしれませんが、大量の苦手な生徒を生み出す危険性があります。

また、スピーキングやライティングの力においては特に、中学英語がマスターできていればかなりのレベルで意思の疎通ができます。

日常会話や日常的なライティングにおいて、中学英語以上の文法や構文や語彙を使用する頻度は決して高くないと思います。

世の中の大学生や社会人の中には、この中学レベルのライティングやスピーキングができていない人が大勢いると思います。

それなので、先を急がずに、中学生の間には徹底的に中学英語をアウトプットまで含めてマスターさせることが大切だと思います。



それなので、ステップを一つずつ登らせながら中学生の間は中学校の教科書を中心に授業を行っています。



さて、授業の流れは、初めに挨拶をした後に英語の歌を一緒に歌い、気分を英語へと切り替えていきます。

また前時までの雰囲気からの切り替えの効果もあります。


その後、帯活動として、既習の文法事項を自然と使うようなスピーキング活動をペアで行います。

学んだことを実際に使う場面を設定することでより定着させていく狙いで行っています。

ペアで取り組ませた後は、こちらから何名かに質問を行い、典型的なミスがあれば修正していきます。



その後いよいよメインの教科書へと入ります。

大体ここまでで10〜15分が経過しています。



教科書は1ページにつき基本的に2時間使って行います。

未習の文法項目がある場合は、その導入をまず行います。

日常生活の場面の中でのやり取りを通じて自然と未習の文法項目が登場するような会話のやり取り(教員対生徒)で未習の文法を自然と登場させます。

しつこく何回も使用する中で、まずその新しい形と何回も出会わせます。

そして会話の流れからその未習の文法項目を使用した英文の意味を理解させます。



その後日本語を使ってその文法の形を簡単に紹介します。

あまり細かいところは省略し、骨格となる部分のみを紹介するにとどめます。

2分以上話すことはまずありません。

理想は1分以内で必要最小限の説明にとどめます。

その後に実際に使わせる中でだんだん形に慣れさせていきます。いわゆるパタンプラクティスです。

先程導入で紹介した形から少しずつ単語を変えながら色々と自分で言わせる中で型をマスターさせていきます。



そして次に教科書本文の紹介に入ります。

未習語の中で類推が難しいものに関してはは教科書本文前に自然と使いながら意味を理解させることを目指します。

必要に応じて絵や写真を見せたり、意味を英語で説明したり、でも1番は実際に前後の文脈から分かるように実際に使いながら未習語の導入を一部行います。

教科書本文への興味を高めさせながら未習語を一部理解させるいわゆるオーラルイントロダクション(オーラルインタラクション)です。




その後、生徒に教科書を読ませるか聞かせるかします。

基本的に教科書本文が聞くような場面設定のものに関してはリスニングで、読むような場面設定のものに関してはリーディングで出会わせます。

その際、教科書本文に合わせてリーディングポイントやリスニングポイントがはっきりするような質問を1〜2個用意して取り組ませることもあります。



さて、生徒が初めて本文に取り組んだ後は内容理解へと移ります。

ここもなるべく英語を英語のまま理解することを目指し、英問英答をしていきます。

この英問の質が1番力を入れているところです。

いかに日本語に置き換えずに、質問の内容と答えから本文の内容を理解させるかが一つの大きなポイントになります。




英問英答で内容理解ができたら、いよいよ音読に進みます。

新出単語の意味はもう理解しているので、発音のみをフラッシュカードを使い確認します。

裏に日本語を書いておいて、日本語に置き換えるようなことは絶対にしません。

英語を英語の音のまま自然と意味が理解できている状況を目指します。

単語のフラッシュカード後には、教科書本文を音読します。

教員の後に続いて単語の繋がりなども気をつけながら正しい音を確認し。

その後、CDの音声に合わせて読むことで正しいイントネーションやスピードを確認します。

その後は各自でひたすら読み続け、正しい音とイントネーションで読めるようになることを目指します。

また教科書本文が自分自身の中に定着することを目指して、一瞬教科書を読んで、目を離して言えるようになるか、という練習をします。いわゆるリードアンドルックアップです。

これが大体の導入回の1時間の流れです。

日本語で単語などを説明してしまうととても授業準備は楽なのですが、なるべくそうではなく、英語だけで自然と理解する体験を積ませたいと思い授業を行っています。

それなので、授業実践発表の際には必ずスローラーナーに対するフォローなどが議題に上ります。




教科書の導入の回の次にはアウトプットの回を行います。

前時で学んだ新出文法項目や教科書本文を使用するようなアウトプットの活動を用意します。

文法と本文内容を切り離してそれぞれアウトプットすることもあります。

お話の文を会話文で書き変えさせて、ペアで実演させたり、似たような場面設定でお話を書かせたり。

学んだことを実際に使う時間を必ず1時間設けるようにしています。



このような流れで教科書を徹底底にスルメをしゃぶり尽くすように繰り返し読み込ませ、自然と英文が会話で出てくる状態まで目指しています。



英文法に関してはESL用のテキストを使用し、英文法も日常の場面を意識した使える文法力を目指して指導を行っています。

また文法クイズ大会を行い、グループ内で自然と教え合いが行われるような活動も行います。




英語を日本語に置き換えて理解したり、日本文を英文に訳す、という感覚ではなく、自然と言語を習得するような状況を目指した指導です。

中学生くらいの柔らかな脳ですと、意外にこの方法で英語が入っていくのでとても面白いです。

これからだんだんと脳が固まり始め、入っていかなくなるのでしょう。

柔らかいうちに一つでも多くの表現を彼らに入れてしまいたいという焦りと、一つ一つ丁寧にきちんと入るまで反復しないといけないという気持ちの中で葛藤しながら指導を日々行っています。

現在の自分が考える中学生に対する指導方法でした。
[PR]
by shun-sensei | 2015-11-14 22:52 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)

先日研究会である都立高校の指導事例発表を見させていただきました。

環境もどんどん変わっている中、先進的な取り組みをしている都立高校の指導事例を楽しみにしていったのですが・・・。

結論から先に述べると前任校で自分たちが行った取り組みほぼそのままでした。

授業に関してはそれよりはるかに遅れている石器時代のような授業のよう。

予習として全文を写し、分からない単語を調べ、全訳を作成してくる。授業では教員の説明に耳を傾け、重要なポイントをきちんとノートに取る。

そんなスタイルだそうです。

このような昔ながらのスタイルの問題点を考えてみたいと思います。



まず内容理解を伴っていない段階での本文の筆写にどのような意味があるのでしょうか?

内容理解後に本文の筆写を行うことでの効果はあります。しかし内容も意味も理解しない段階での筆写は単なる記号の丸写しにすぎません。


また、未習語を辞書で調べさせることは生徒にとってどのような学習効果が期待できるでしょうか?

意味の少ない説明の少ない語句であればまだしも、様々な意味や用法が載っている語を果たして生徒たちはきちんと調べきることができるのでしょうか?

それだけの積極的な姿勢で、辞書を読みこんで、必要な情報を取捨選択できる能力のある生徒が果たして高校の授業を受ける必要があるのでしょうか?

教員は授業でそれだけ細かい解説をしているのでしょうか?またそんな必要性はあるのでしょうか?

また全訳を作成する意図は何でしょうか。

What do you think?というレベルの英文に「君はどう思う?」と書かせて来る意味はあるのでしょうか?



確かに文構造が複雑な英文に関して、精読をさせる意味はあると思います。

しかしそれであれば、いくつか構造が複雑な英文だけピックアップして訳を作成させれば良いのではないでしょか?

事前に教員が厳選する労力をサボっていないだろうか?

共通問題の試験にどの文を出題するか事前に打ち合わせしていないから全訳をする、というのが正直なところではないでしょうか?



また、その精読は答え合わせになっていないだろうか?

ある訳読の模擬授業を2つ参観したときのことです。

教師はこのように説明していました。

「このthatは何?うーん、惜しい。これは関係代名詞なんだよね。関係代名詞だから、ここからここが節になって、これが先行詞!だから訳すと~○○君どうなる?」

この授業を受けて生徒にはどのような力がつくでしょうか?

この英文に限って、このthatが何か、文構造がどうなっているか、訳が何か、は分かるでしょう。

しかし、異なる初見に英文を主題されたらどうだろうか。



目指すべきなのは、thatが全部で何種類あるか、その見分け方はどうやって見分けるのか。

汎用性のある力をつけさせるような授業でなければ、英文構造を自分で見抜き正しい訳を作成する力はつかないと思います。



そして何より訳す力だけがつけばいいのでしょうか?

現在の入試問題を見ただけでも、果たして訳読式の授業が合格する力をつけさせる最善の方法でしょうか?




この発表会では上記のような授業スタイルを組織的に英語科全体で共通のやり方として実施していると胸を張っておっしゃっていました。

このような学校に赴任しなければいけなくなった、きちんと勉強をして英語教師になった先生が不憫でありません。

今後主流になるはずである、「英語で行う英語の授業」を提案したらどうなるのでしょうか?

「せっかく固まった本校のやり方を否定するの?」とshunsenseiが以前言われたようなことを言われるのでしょうか?



この学校は授業に関しては非常に古いやり方のまま。

しかし学習モチベーションを高める工夫を色々と行っていました。

時間をかけて生徒が学習するように手厚く指導している点は評価できます。

しかし、あれこれ教材を買わせ過ぎな気もしました。

買わせっぱなしよりははるかにましですが、買わせて徹底的に管理することが英語の授業でしょうか?




2年次に速読とリスニングの教材を買わせて、週1時間取り組む。前任校でも多くの学年がやっていました。

単語テスト、文法の小テスト、構文集の暗記、ALTの先生を利用した少しのスピーキングだけに特化した授業。

どれも前任校でよくやっている先生がいました。





都立高校での英語の授業の現実を改めて確認しました。

これが現実なのでしょう。

都立高校の授業もこれから変わっていかなければいけません。

きっと変わっていくでしょう。そう信じています。



それでは自分はどのような英語の授業を高校で行うべきと考えているか。

それをこれから書いていきたいと思います。

そしてそれを来年から三年間かけて実践しながら修正をしたいと思います。




しかし、現在の入試も残ります。京都大学などバリバリの和訳と和文英訳を出題し続ける大学は必ず残るでしょう。



現在の大学受験にも対応でき、また4技能をバランス良く身につけさせるような使える英語力。

そんな理想を追い求めながら、計画を立て実践を行いながら少しずつ修正をしていきたいと思います。

完成などありません。完璧などありません。

しかし何かを変えなければいつまでたっても生徒の英語力はつかないでしょう。

まずは計画からです!!
[PR]
by shun-sensei | 2015-11-07 22:49 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)