前回に引き続き早慶入試研究会の報告です。

出張で外に出るのは仕事が滞る原因となるのですが、やはり学べることも多くとても有意義だなというのが正直な感想です。

設定してくださっている予備校にも感謝です。


今回は代々木ゼミナール講師の谷川学先生が慶応大学の分析結果について発表をされました。


まず初めに谷川先生の問題レベルの基準として、1易2やや易がGMARCHレベルの生徒にも解け、早慶レベルでは落とせない問題、3標準4やや難ここからが勝負の問題5難で合格者でも不正解者がいる問題とのことでした。

その上で一番初めに早慶上智レベル合格に求められる力を紹介されました。


まず初めに圧倒的な思考力とのことで、こちらは地頭とも呼ばれるまさに能力のことでしょう。

まずはここがしっかりしている生徒とそうでない生徒の差は本当に埋められないくらいの差だそうです。

実際に東大コースの生徒のことを紹介されどう違うかを紹介されていました。

続けて論理的思考力として、例として表面上の訳から裏の意図を探る力などのことでした。

3つ目が弱点科目の克服。

やはり弱点がある生徒はなかなか合格しにくいとのことです。

4つ目の人間力(性格)ですが、1回言われたことを素直に実行する生徒と、都合よく解釈して自分のスタイルを中々崩さない生徒の例を紹介されていました。

能力+それを引き出す性格の大切さを強調されていました。

5つ目が熟読の速読化とのことで、精読をスピーディーにできることとのこと。

いわゆる速読ではないことを強調されていました。

そして先入観の排除とのこと。


この6つの力がある生徒は確実に早慶上智レベルに合格をし、欠けている生徒はなかなか受からず、早慶上智とGMARCHの差は想像をはるかに超えて大きく離れているとのことでした。


この6つの力を身につけさせるために、谷川氏が授業時に心がけていることを4つ。

授業準備時に徹底的に悩んで自分で解答を作成し根拠を徹底的に考えて来るそうです。

先に解答解説を見てしまうとここがおろそかになり、授業としては不満足になってしまうことも多いそう。

続けて授業中ですが可能な限り生徒を指名し、解答の根拠を言わせるそうです。

この根拠を言わせることがとても大切で、初めはどうしても「なんとなく」選ぶ生徒ばかりだそう。

このレベルではなかなか成長もせず、合格には導けないため、必ずなんで?どうして?としつこく聞き続けるとのことでした。

3つ目の定期的な記述解答のチェックですが、特に選択肢の精読が合格力には不可欠とのことでした。

長文問題の本文は人に読ませるために書かれた英文ですが、選択肢は解くため(不正解で選ばせるため)に日本人が作ったものなので。精読力がとても大切とのことでした。

最後に完璧な予習ができているかのチェックを徹底されているそうです。

予習で自分で問題を考えてきて、各パラグラフのメモを作り自分で取り組むことで力はつきます。

そのチェックは徹底的に行うそうです。


さて各学部の今年度の傾向を見ていきましょう。


まず慶應文学部ですが2017年は難化しましたがそれは2016がとても易しかったからだそう。

例年で考えると例年通りです。

語数も1300語→2300語と大幅に増えましたが、同様に例年通りとのこと。

さて慶應の文学部の問題ですが、昔に比べると大分優しくなっているとのことでした。

レベル3-4くらいの問題が中心で思考力を試す良問とのこと。

各設問の解答ポイントを記述してくださっていてとても感謝です。

なお、和訳に関してですが、日本語の幅の重要性をおっしゃっていました。

英語が分析でき意味が分かっていても日本語としてきちんとできていないとなかなか高得点が難しいそうです。



続けて経済学部です。

一般常識というか社会常識の大切さを昔から講師の先生も聞いてきて、新聞を読む大切さを言われてきたが、高校生にとって新聞は若干ハードルが高すぎるとのこと。

そこで大人向けの雑誌なのですが「東洋経済」と「ダイヤモンド」は高校生でも読むことができるため、興味がある回だけでいいから買って読むことを生徒に勧めているとのことでした。

実際今まで高校生で「読んでも分からなかった」などの意見は新聞と異なりほとんどなく、手ごたえがあるそうです。

内容一致問題ですがSFCの問題がトレーニングにおススメとのこと。

前期で読解を固め、英作文は10月くらいからトレーニングを始めるとのことでした。

難易度は高く、①英文を前から素早く訳せる力②パラグラフの趣旨を素早く見抜く力③選択肢を絞り込む圧倒的思考力が不可欠とのことでした。



続けて法学部です。

発音問題が出ますが、満点は難しく1~2問ミスは仕方ないという考え方でいくべきでしょう。

また正誤問題ですが、基礎標準できちんと正解し、難易度の高いものは無理のない範囲での対策を心がけるべきです。

会話問題の対策には早稲田や上智の会話問題が良いトレーニングになるとのことでした。


SFCですが、この2年は長文3題です。

テーマが難しかったため、他予備校の分析とは異なり谷川先生は難易度3-4をつけました(大問1,3について)。


その後具体的な答案や問題を通じて対策のレベルを確認した後に最後にまとめがありました。

合否を分ける大きな要素の考える力、この力の育成に最近こだわっているようです。

浪人をしてもまたGMARCHという生徒がいる現実、その生徒と合格者の差は考える力が身につけられたかどうかの差だそうです。

予習時に徹底的に自分で問題と正対し考えつくせたかどうか、それが合否の大きな分かれ目になるそう。


色々とまた異なった視点から早慶対策の現場のことを色々と聞けて良かったです。

学校での指導と予備校での指導をどのように学校でどちらも行うか。

それを最近は課題として考えているため、今回のお話を活かしてまた今後の指導のレベルを高めていきたいと思います。

[PR]
# by shun-sensei | 2017-06-10 18:02 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)

代ゼミ主催の早慶入試研究会に参加をしていました。

2部構成で早稲田大学を佐々木和彦先生が、慶應大学を谷川学先生が分析発表してくださいました。

昨年度の福崎先生の行った分析よりもさらに深く具体的な話が聞けたので、昨年度に続けて参加をしてよかったと思います。

今回はそのレポートとして前半の早稲田大学の分析を報告したいと思います。

まず佐々木先生ですがご自身も早稲田大学の卒業生とのことで、早稲田大学に優秀な生徒を送り込むためにも予備校で指導をされているとのこと。

ここ数年の早稲田大学の入試傾向に変更はなく、GMARCHレベルとの違いについて語数と語彙レベルをあげ説明されました。

しかし語彙レベルに関しては、事前に全部知っておいてほしいというよりは、推測で分かったり、意味が分からなくても困らないものであったりすることが多いので、あまり追いすぎないことをおススメされていました。

また我々の指導方針としても、何でもかんでも未知語を予習で辞書引きをさせてはいけないとのことでした。


まずは政治経済学部ですが、語数が多く長いが各長文は読みやすいことと、出現順に設問があることを確認されていました。

自由英作文のテーマが前年度の慶應の経済と同じだった点についてはコメントは聞けませんでした。


続けて法学部。

法学部の長文自体は1000~1100wordsですが、選択肢が長く、それだけで700~800wordsになるため、長い英文を読む訓練は不可欠でしょう。

毎年微妙な変更がある法学部ですが、今年度も英作文でグラフを読み取りその上で意見を各出題がみられました。

こちらは法学部の教授の中に中央審議委員の方がいらっしゃり、アクティブラーニング推進派であるため、今後も続くであろうとの予想をされていました。

なお、グラフを読み取る英作文に関しては広島大学が以前から出題されているので、そちらを練習問題で活用すると良いとのこと。


変更点以外については、大門Ⅱの内容一致問題が出現順になっていないため、それで難易度が上がることを確認されました。

読み切ってから解くことを練習しなければいけなく、レベルは上がるでしょう。

また、早慶レベルは選択肢の精読がとても大切なことも改めて強調されていました。


さらに法学部の文法語法問題は数年ごとに変わり、前置詞問題の年もあれば誤文訂正の年度もあり、総合的に準備をする必要があるでしょう。


続けて商学部ですが、唯一和訳問題を出題しています。

しかしその和訳もとても易しいものなので、そこまで怖がる必要はないでしょう。

また内容一致問題で選択肢すべてについてtrue or falseを判定させるのだが、若干作問力不足から講師でも迷う選択肢があるので、それはスパッと捨てるようにとのことでした。

早稲田大学では和訳の採点は主観が入るため原則はやらないという方針だそうで、そんななか商学部は例外的でしょう。


教育学部は長文の長さが500words程度で設問のバラエティに富むことから教材作成者にとっては助かる学部

テキスト作成などの時に非常に重宝されるそうです。

初心者はまずは教育学部からチャレンジされると良いでしょう。


社会学部は昔はとにかく入りやすいことが特徴だったが今は大分様子が変わっているよう。

文法は難問が2~3問あるのでそれ以外できちんと得点を取るように。

長文の長さも2015年以降から1500~1800から2500words以上とかなり長くなっています。


理工学部ですが、慣れというか論理的思考力でこなせる設問も多いようです。

例えば文整序ですが、つながる2つの組み合わせが分かれば選択肢から答えが出てしまうものなど、あえてなのかもしれませんが英語力以外も大きな要素なようです。

また合格点ですが、6割無くても受かるのではないかという手ごたえだそうです。



国際教養学部ですが、リスニングがなくなり、英検や外部テストの活用が始まるそうです。



人間科学部ですが、200~250wordsの独立した易しい英文の問題のため、早稲田対策入門者にはお勧めのよう。

しかしイディオム問題は講師も知らないレベルが出るので、頻出のものできちんと点を稼ぎたい。

また、正誤問題のno errorが問題を難しくしています。



スポーツ科学部ですが、法学部や国際教養学部のような各段落の要旨を問う問題が出題されるため練習には良いでしょう。


文学部と文化構想学部はついに最後の一行要約に対して語数を4~10語での要約と変更されたよう。

おそらくあまりに長いダラダラとした一文が多かったのでしょう。



さて、後半に実際講師がどのように指導されているかを最新の問題を使って披露してくださいました。

佐々木氏はところどころダジャレを挟みながら、情報構造に注目し長文を解説されていくスタイルのようでした。

特に世の中で文脈というが、文脈とは何か?それは5つのパターンのことであり、①置き換え②具体例③対比④因果関係⑤並列の5種に必ず落とし込めるとのことでした。

各表現や文を上記の5つのパターンでつなぎ直していく解説で、どこにどう注目すれば解けるのかを解説されていました。

また今年度の下線部の意味問題を
①知識型
②文脈型
③消去法でないと解けない型
の3タイプに分けて何問ずつ出題されたか、
また空所補充問題を
①コロケーションやイディオムなどの知識型
②文法問題
③文脈型
④消去法で解く
の4タイプに分けて何問ずつ出題されたかを紹介されていました。

圧倒的に多いのが文脈型であり、そのためにも文脈がきちんと追うことができることの大切さを紹介されていました。



ちなみに私が聞き取れたダジャレは
①主語として選んだのはしゅごいのではなく
②冠詞に関心をもとうよ
③準動詞は準一と準子の準同士ではなく
の3点でした。


また同格のthatが取れる名詞はどんなものか、:と;の違い、など通常の講義の様子を見させていただきとても有意義な時間となりました。

触れる時間はありませんでしたが、正誤問題の出題分野も分析をされていて、その表も活用できそうです。

佐々木氏の指導の方法からは学ぶことも多かったです。

取り入れられそうなところは自分の講義にも取り入れていきたいと思いました。

長くなってきたので次回、慶應大学の分析を紹介したいと思います。

[PR]
# by shun-sensei | 2017-06-03 17:58 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)

たまにはラーメンでも

最近月に一度程度は仕事以外の記事を書こうと心がけています。

今回は最近食べたラーメンを紹介したいと思います。

最近と言っても、この2年以内くらいですが・・・。

まず一件目は渋谷駅から歩いて10分くらいのところにある麵の坊、砦です。
d0153971_15334216.jpg
とてもクリーミーさもあり、しかしとんこつ臭さもあり、店内も居心地よくいただけました。

この当時はよくこの近辺を散歩していたため、散歩がてら食べることがありました。

おすすめです。



続けてチェーン店ですがらー麺藤平です。

こちらは⒑数年以上前に自宅近くにありよく通っていたお店。

最近も近所にできたため、よく通いました。
d0153971_15334263.jpg
ニンニク油とニンニクチップが入ったスペシャル藤平が友達は大好きです。

自分は辛くするのが好きでした。

チェーンなので絶品というわけではありませんが、安心して楽しむことができるお店です。





続けて秋葉原の田中そば店。

いわゆる喜多方ラーメンらしいのですが、今まで食べてきた喜多方ラーメンとは違う気がします。
d0153971_15334269.jpg
こってりをコールすると背油がたっぷりで提供されます。

あまり秋葉原に行くことはありませんが、何か用があって行くと必ず寄りたくなるお店です。




d0153971_09070587.jpg


d0153971_09070669.jpg

喜多方らーめんというとチェーン店の坂内にもよく行きます。

昔から食べている安定した味です。

何でしょう、落ち着くというか外しません。

らーめんも美味しいですがチャーシューも好きです。

よくないのでしょうがこんなコースもたまにですがいっちゃいます。
d0153971_09070641.jpg

まずはビールとネギチャーシュー。

チャーシューの端っこの部分とネギを辛酸っぱく味付けしてあります。
d0153971_09070707.jpg

この坂内の餃子が昔からビールと合わせるのが好きでした。
d0153971_09070806.jpg

そしてらーめんに行く前に奥に見えるのが冷酒です。

この冷酒に、メンマやスープがとても合います。

摂取している糖質量は半端なく身体には最悪なので基本は控えていますが、どうしても嫌なことがあった時に思わずいってしまうコースです。

時間も短くほろ酔い満腹で満足な糖尿病まっしぐらコース、よろしければおためしください。



続いてご存知の方も多いつけ麺つじ田。

現在店舗もかなり増えているようですね。

d0153971_09070854.jpg

d0153971_15334365.jpg
つけ麺もおいしいですが、ラーメンも実はとてもおいしいです。

個人的にはあまりつけ麺は食べないのですが、つじ田だけはどっちにするか迷ってしまいます。




d0153971_09070994.jpg

そのつじ田が出した醤油ラーメン専門店が井関屋です。

つじ田のすぐ横にあり、どちらに行くか迷ってしまうこともあります。

昔ながらとうたっていますがかなり現代的な醤油ラーメンです。

キリッとした醤油に濃厚なスープが合わさり、とても美味しいです。

チャーシューもとろけるタイプで、この日は飲み会の締めに行ってしまいました。

反省しております。



続けて懐かしの大王ラーメンのロースラーメン。
d0153971_15334341.jpg
いわゆるパーコー麺でしょうか。

豚のから揚げがどんっと乗っています。

久しぶりに食べるとなんてことはない味なんですが、学生時代はなんだかハマったものです。




そして、ある研究会に行ったときに食べてハマった麵処秋もと。
d0153971_15334472.jpg
バランスが取れていて非の打ち所がないうまいラーメンです。

店は狭いですが、駅からも近いので、わざわざ食べに行く価値ありです。

ただ田園都市線の市が尾というなかなか行く用事のない駅にあることが残念でなりません。



荻窪に行くと必ず行くのが旅人の木。

混ぜそばとかもあり、いつも惹かれるのですがどうしてもラーメンにしてしまいます。
d0153971_15334411.jpg

魚介出汁の風味と麺が全粒粉を使用しているのか、食感と香りを楽しめます。

チャーシューも柔らかく、こちらもバランスの良い一杯でオススメです。


d0153971_09071029.jpg

ミシュランに掲載されたことでゆうめいな銀座篝の鳥塩ラーメン。

具材のヤングコーンがとても合っていました。

チャーシューも鳥と徹底して鳥で攻めてきます。

途中生姜やフライドオニオン、黒七味を足すと味が変わり、気がついたらスープを飲み干してしまいました。

ちょっとだけ反省です。


月に数回は食べたくなるのがラーメンです。

食べ過ぎないように気をつけながら楽しみたいと思います。




[PR]
# by shun-sensei | 2017-05-27 12:30 | グルメ | Trackback | Comments(0)

上記の記事の閲覧が多いようなのでその数年後の状況をお伝えしたいと思います。

それだけ多くの保護者の方々がお子様の嘘で悩まれているということでしょう。

さてあの平気で教師に嘘をついて様々な目の前の問題から逃げていた生徒ですが、現在は立派な高校生になっています。

その段階に至るまでは繰り返しの指導と説諭がもちろんありました。

三者面談も何度行ったことでしょうか。

でもそれ以上に本人との話し合いを重ねました。

その結果中学校3年生の頃からだいぶ嘘はなくなり、現在ではこっちが知りたくもないことを話すようになりました。

決して学業の面では優れませんが、ある程度未来が見通せるレベルになったと思われます。


嘘をつく女の子たちも多くは言わなくなりました。

しかしどの生徒も我々教員との関係が良好です。

良好どころか、かなりこちらを頼ってくるというか甘えてくるような生徒になっていると思います。

逆にそこまで問題はないが、小さな嘘をついていた生徒の方が現在は心配です。

こちらも指導のタイミングを逃した部分はあるかもしれませんが、このような問題はデリケートな問題なので慎重に取り組まなければなりません。

相当な証拠と保護者との信頼関係を結んだ上でないと、それこそ大問題になりかねません。

そのような意味では、こちらが気がついているのですが、きちんと表立って話をすることができていない数名の生徒が現在は大きな問題と感じています。





ところで嘘をついた生徒に対して、みなさんはどのような指導を行いますか?

なぜ嘘はいけないと彼らに納得させますか?

私が伝えるのは大体2種類の話です。



1つ目が自分の人格を傷つけているのだと伝えます。

大きな犯罪は大体は小さな犯罪(例えば落書きなどでしょうか)から始まります。

初めは小さな犯罪を犯すことにドキドキし、心配だったのが一度犯すことでそのハードルは一気に下がります。

そして小さな犯罪を繰り返すと、今度は中くらいの犯罪(万引き、その次に窃盗などでしょうか)に対するハードルが下がります。

それを繰り返し人は大きな犯罪(暴行、殺人など)に対してハードルを下げてしまいます。

子どもはみんな嘘をつきます。

まだ自分を、他者を客観視する能力に欠けているから仕方ないでしょう。

しかし中学生くらいからだんだん自分や他者を客観視するようになり、嘘をつくことで傷つく人がいることが、嘘をつくことがみっともないことだと知るようになります。

このまま嘘をつくことを続けていると、小さな犯罪への自分自身のハードルを下げていってしまいます。

未来の自分がどんなに後悔しても一度下がったハードルはなかなか取り戻せません。

自分が行きたい未来はそんな未来でしょうか?

未来の自分の人格をこれ以上傷つけますか?

小さな嘘を繰り返し大きな嘘をつくようになるのですか。



2つ目は自分の未来を想像してみてください。

嘘をつく人をあなたは信じられますか?

嘘をつく人と合宿などで同じ部屋に泊まれますか?

嘘をつく人と結婚したいと思いますか?

このままだとあなたはその嘘をつく人とになります。

みんなから信頼されず、うわべだけの付き合いで心の奥では軽蔑される。

どんな大人になりたいのですか?



嘘をつくことが犯罪になることもあるよね。

小学生の頃はみんながしていたかわいい嘘も、中学高校で治らないで大人になると犯罪者になってしまうんだよね。



こうやって書きながら冷静に見直してみると脅迫しているような要素が感じられあまり良くない伝え方かもなぁと反省しておりますが、今まで大体の生徒はこのような指導で修正してこれました。


高校2年生になってもまだ治らない子もいます。

その生徒は明らかに成長のスピードが遅いと思われます。

心から伝わったなという手応えがない生徒です。

それは嘘の指導以外からも感じられます。

子どもごとに成長のスピードがあるので、そこは待たなければいけないケースも多いと思います。

自分の子どものことであれば今すぐにでも直さないとと思うのが親としては当然の気持ちかと思いますが、待つことも非常に重要なことです。
[PR]
# by shun-sensei | 2017-05-20 07:01 | 中高一貫校職場関係 | Trackback | Comments(0)

部活動の指導方針

最近議論が活発なようなので部活動に関する自分自身の考え方を紹介したいと思います。

まず部活動を積極的にやられている先生を見ると素晴らしいなと思います。

本務ではない仕事を生徒のために一生懸命取り組まれる方は素晴らしいと思います。



私自身は部活動というものを生徒側で体験したことがありません。

シーズンごとに町のクラブチームで活動をしていたことはありますが、学校の部活動というものは一切経験がありません。

高校生時代はバンド活動に夢中で、大学のサークルに顔を出したりするような生活でした。

それなので自分自身が部活動を通じて何かを学んだ経験はありませんし、7年間他の部活動の指導を見ていて自分自身にそのような指導ができる自信はありません。



それでは自分が部活動をどのように行っているかというと、生徒主体での練習をバックアップすることを中心に行っています。

こちらが指導を行うのではなく、生徒が自分たちで活動をするためのサポートという感じでしょうか。

大会の申込み、日程の調整、練習試合のセッティング、生徒間のトラブルなどの調整などそれだけでも結構な業務量となってしまいます。

それにさらに練習メニューの作成、実際の指導とそのための勉強、まで行っていては、授業の準備や授業の研究が物理的にできないと思います。

大会で勝ち上がる、試合で勝つ、うまくなる、という視点では10点~20点くらいの指導だと思います。

その競技の専門の方に直接指導を受ける方が断然能力は上がります。

しかし生徒の人間的成長という観点で考えると自分の指導は平均的かなと自負しています。

モチベーションの上がりにくさのコントロール、人を動かすという経験、集団での行動の難しさ、など生徒たちは将来出会うであろう問題に日々直面します。

それを時にはじっくり話し合わせたり、時には突き放したり、時には悪者になったりして、駆け引きをしながら学ばせます。

部活動の顧問を引き受けた教員に対する感謝の気持ち、活動ができる喜び、など、他の部活動の生徒があまり感じていないこと(当たり前だと思っている)を確実に理解した生徒たちになっていきます。



もちろんそれがうまくいかず失敗してしまうことや、部活動が停滞してしまうなど、思った通りにはやりきれていません。

しかし自分はそのようなスタンスで、なるべく時間を節約しながらも、生徒が成長できるような部活動運営を目指しています。



何かあった時の責任は顧問や学校に発生します。

安全管理という名のもと、正直防ぎきれない事故に対しても教員に責任が発生する事案も見かけます。

それを含めて現在の学校の部活動問題は根深く難しいことが山積みだと思いますが、自分は上記のスタンスで日々指導を行っています。
[PR]
# by shun-sensei | 2017-05-13 11:28 | サッカー部 | Trackback | Comments(0)