2010年 12月 02日
試験問題ブーイング「問題多すぎ~~。」
試験中教室を周ると訂正が3か所。
あれだけチェックしたのになぁ・・・。
あとから問題をいじるとどうしても番号の訂正し忘れが残ってしまう。
自分で解き直しても、いくら見直してももう脳には先入観が働いてしまっているので気がつけない・・・。
しかもその訂正が全クラスにするとなると時間がギリギリに。
その訂正中の生徒の表情が明らかにイライラしている。
そして採点を早速始めると、半分くらいしかできていない生徒も大勢。
明かな問題数オーバーのようでした。
試験前に作り直しを命ぜられる理由。
もちろん自分の力不足が一番。
ちゃんと一発で納得できる試験を作れない自分が悪い。
でもどうももう一つ理由があるようです。
それが指導教官に対するみんなの想い(不満)。
指導教官が「自分の指導」という仕事を基本的に放棄している実情をみなさん(特に学年の2人)はよろしく思ってなくて。
そうするとどうしても学年全体に使用される試験に対しては、自分が指導してあげようと思って下さるようです。
アドバイスや作り直しなども、普通は本人には言わないで、指導教官に言って遠まわしに本人に伝えるのが普通らしい。
ってか、それ以前に、指導教官のチェックを受けている試験に対して意見は出ないはずとか。
他の先生からそんな話を聞かされ、確かになぁ・・・って思ったり。
プライドズタズタでしたが、いい経験になりました。
まずは試験作成能力向上のために、以前書いたことを実践しようと思います。
そしてやっぱり授業が始まる前に試験は一度完成させること。
今回感じたのが、教え方というか教える方針が先生によってまったく違う。
本文の読解を現代文のように教えることを重視する先生。
逆に文法や語法などを重視する先生。
それ以外のよくわからないところを重視する先生。
1学期はゴールデンウィーク、2学期は夏休み、学年末は冬休み。
5~6日、一日8時間づつかければ、レッスン全体の予習と問題作成はできる。
「自分なんて試験作りについては一生勉強だと思ってるし、今でも完璧とは思ってないかな」
前任校では入試問題作成も行っていた村田先生のお言葉。
身近に相談できる尊敬できる存在がいて良かったです。
たくさん吸収するぞ。