2012年 10月 07日
勉強のコツ~睡眠との関係~自分とは何者なのか?
なんでこんなに意志が弱いのか?
眠い、だるい、かゆい、重い、つらい・・・。
バンドでギターを弾いたり、友達と合コンに行ったり、中学の時から大好きだったマミコちゃんを好きでいながらも彼女を作ったり。
楽しいことの裏側では、とてつもない苦しさがあったことを思い出します。
そんな自分だからこそ、今生徒たちに伝えられることがあります。
前職の頃は毎年70人くらいの受験生を指導していました。
これだけ大人数の指導をしていると、当然病んでしまう子がたくさんいます。
その病んだ子達の相談にのることが多かったのですが。
話を聞いていると病む子は100%生活のリズムが狂っています。
そして大体の子がその歯車の狂い始めとして昼寝をあげます。
夕方、あるいは夕食後についつい寝てしまい。
数時間寝てからお風呂などで起床し、そのまま夜中までテレビやインターネットやゲーム。
夜中まで起きていたものだから、当然朝は眠たく、初めのうちは眠いままがんばっていくが、そこからどんどん生活のリズムが崩れ。
そして結果として外に出られなくなってしまったり対人恐怖症に近い状況になってしまったり・・・。
まだそこまで症状が出なくても、悩んでいる子や苦しんでいる子の多くがこのスパイラルにはまってしまっています。
そして自分自身のことを思い出しても、高校生のころから、いや、中学のころからリズムがガタガタでした。
それなので生徒にはとにかくリズムを崩さないように改めて伝えています。
そんな簡単なことではないんですけどね。
でも、いかに崩れるとつらくなるかを伝えるようにしています。
睡眠は1.5時間サイクルでレム睡眠とノンレム睡眠が交互にくる。
だから君たちの理想の睡眠時間は6時間か7時間半か9時間。
朝眠くてつらい人は、深い眠りの状況で起こされるから。
さらにこんな経験したことある人いない?
毎日目覚ましで決まった時間に起きていると、ある日目覚ましが鳴る数秒前に目が覚めた。
ここでの生徒の反応は半分が「あるある」って顔をしています。
それって実は、体が毎日その時間帯に起きるものだから、その時間帯にこの一番眠りの浅いところに調整しているんだよね。
だから当然朝はつらくないし、すっきりした朝が迎えられる。
それなのに君たちは、今日は日曜だからって○○が始まるまで寝てたりするから、せっかく整いかけていた睡眠リズムが崩れる。
その日は遅くまで寝てたからやたら夜は眠れないけど、日曜の深夜番組ってあまり面白くないよね 笑。
それでも遅くまで起きていちゃって、結局リズムは崩れ朝がつらい生活に逆戻り。
だから、朝が苦手、いつも眠いって人は、とにかく起きる時間を毎日一定にすること。
それだけで、生活が変わるからだまされたと思ってやってごらん。
こんな話をしますが、なかなか難しいんですよね。
でも、今の年齢になり、ますます睡眠の大切さを実感しています。
眠りが浅かったり寝不足だと、自分の場合、酔いであったり不安感がすぐに襲ってきます。
一人でも多くの生徒が睡眠リズムを安定させられるといいんですけどね。