2013年 06月 08日
新人ちゃんも暴言で処分?ちょっと前に小学2年生の担任の生徒への暴言がテレビで放送されていました。
母が「信じられない・・・」と言っていたので、録画で放送を見てみると・・・。
なんだか自分がこの世界に染まってしまったからなのか、そんなに「すごい」ほどには感じられなくなってしまっていました。
確かに小学2年生に言う言葉ではない、とは思いましたが、そんな異常な印象を受けませんでした。
理由はおそらく今の現場でもこれに近い発言や雰囲気で生徒と接している先生方が大勢いるからだと思います。
あるおばちゃん先生は生徒にあだ名をつけるのが趣味。
他のおばちゃんたちはそのあだ名がサイコーと喜んでいるのですが・・・。
どれもその先生の個人的な嫌悪感たっぷりのあだ名で、聞いていて楽しいものではありません。
現在も一年の担任をしているのですが、先日もまだ始まって1か月ちょっとなので「一番性格の悪い生徒は・・・。」と言っていました。
前回の担任の時にさんざん「職員室での生徒の悪口はやめましょう・・・。」とみんなから飲み会などの席で指摘されていたのですが。
やっぱり変わらないのですね。
そのおばちゃん先生と仲良しの新人ちゃん。
若手ばかりの飲み会で楽しく飲んでいるときも不満そうにしていたのが、途中から元気になったと思いきや生徒の愚痴を延々と別の新人にしていました。
さてここまで問題になってしまった新人ちゃん関連の出来事です(生徒づたいに聞こえてくるものなので、おそらくは嘘です。なぜか全体には報告はされていません。)
日直日誌に書かれた「○○君が授業中うるさいです」に対して「うるさい生徒はみんなでつぶしましょう」とコメント。
→保護者から大クレーム
授業中うるさい生徒に対して「あなたなんて動物以下よ」と発言。それに対して生徒は「先生、人間も動物なのでは・・・」と一枚上手の対応。
大きな事故にならないことを祈っています。
全ては生徒との信頼関係が出来ているかだと思います。
信頼関係が出来ていれば、よほどのことがない限り生徒はそれを不快に思いません。
その生徒との信頼関係を作るには、われわれが単なる気分のままに対応するのではなく。
きちんと教育者として彼らを育てようという姿勢で接することが大切。
そんなとてつもなく当たり前のことができていない教員が結構いる現在の現場。
みんなで少しずつでもその現場を変えていけたらいいですね。