2013年 09月 07日
初飲食いやぁ〜、面白いですねぇ〜。
しかし本当に行事を通じて生徒理解が深まります。
目の前のことしか見えなくなってしまう子と、ガンガンと色々と出来るけどうまく人を使えない子、うま〜く必要なフォローができる子、ただ楽しみたいだけの子。
本当一人一人がいい部分と、もっと良くなるのに必要な部分があって指導のやりがいがあります。
さて、本日のいざこざは調理部門vs売りて部門。
売りてはもっともっと作るように要求。
これも見ていて納得です。
目の前でお客様を待たせ、しかも来たと思ったらまた売り切れ。
現場で目の前でお客と向き合っている訳だから、当然一番現場の必要な量を分かってます。
ただ調理は調理で、まだ余ってるのに、とか、あと残り15分なのに、と勝手に判断。
それも見ていて納得です。
商品を作る大変さ、次々とされる作れの要求に対するストレス。
そして何より直接お客様と対峙しないことから生じる変な慣れ。
どちらも見ていたので、どちらの怒りも理解できました。
そこを最後の反省会の時に確認しました。
どちらも悪い訳ではなく、それぞれが自分の立場からしか見れていないだけ。
調理部門はもっと現場を信じないと。
売り手たちは調理者達が、冷房のない火のついた部屋での作業を理解した伝え方をしないと。
お互い、たくさんのお客さんに満足して買っていって欲しいという目標は同じなんだから。
お互い否定し合うのではなく、お互いもっとどうすればうまくいくのかを話し合おう。
調理部門には、現場からの再三の要求を無視せずに、最後に勝手に作るのを放棄していなければ、あと100個は売れたことを伝え。
そうするとさすがに驚きと反省をしていました。
(しかも後から、作るのを放棄して、余ったアイスを食べていたことが判明しました)
しかし同時にいかに調理の現場が大変で、いかに彼らが頑張ったかも称えました。
そして現場からは、もっとこうしたら?というアイデアが全て調理の現場を見ていないから出てくるかも理解させ。
もう少し商品の要求を丁寧に思いやりをもって伝えることの大切さを伝えました。
みんな、結局自分の現場の立場でしか物事を見られないんですね。
それがあまりに顕著に表れていて、かわいかったです。
特に調理の方が今までの準備などを頑張ってきた子が多かったのですが。
それぞれの子のキャパや性質がよ〜く再確認できる行事でした。
今まで劇、映像、飲食とやってきましたが。
当日の大変さは飲食が圧倒的にNo.1。
ただ生徒の特徴が分かるのも飲食がNo.1かもしれません。
また、かなりクラスの結束も強まったと思います。
あと一日頑張ります!