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最近学生時代の後輩が亡くなった。

30の誕生日を目前に控えたところでの死。



原因は明らかにならないまま、お通夜がしめやかに行われました。


懐かしい顔ぶれが大集結し、今にもそいつが「shunさぁ〜ん」といつもの感じで登場するんじゃないかと何度も思ってしまった。


本当に優しさの塊のような男。


付き合いも良く、同じ年齢の1学年上の人間にきちんと敬語を使う気遣いもできるやつだった。

卒業後は誰かの結婚式の二次会に行くと必ずいて、いつもの感じで声をかけてくれた。

そんなみんなから愛される彼だった。



その彼に何があったのかは、今でもまだ分からない。

これからもずっとわからないままかもしれない。

だからこそ、今でも受け入れられない自分がいる。




SNSに残る、彼が名付けた「生きた証しシリーズ」。

全国を旅して、色々な人々の優しさに触れる彼の様子が伺える。

人に対して優しい人間には周りも優しくしたくなるのだろう。

「また必ず訪れます」って約束したのにな。



彼の残した歌。

きちんと生で聴きに行ってやりたかった。

生の歌を聴きながら一緒に酒を飲みたかった。




人生、本当に何があるかわからない。

だからこそ毎日毎日を精一杯全力で生きなければいけない。



新しく誕生する命とスッと消えてしまう命。

考えると胸にこみ上げるこの気持ち。

本当バカヤローだなと伝えたい。




1日1日を大切に生きていこう。

たくさんの笑顔と幸せを産み出そう。

そんなことを考える毎日。




ご冥福をお祈りします。
by shun-sensei | 2015-10-18 22:21