人気ブログランキング |

英語の授業で何を生徒に身につけさせたいか

みなさんは英語の授業で生徒に何を身につけさせたいですか?



前任校の自分であれば、「大学受験に合格する英語力」と答えていたと思います。

実際授業もその点に集中し、本文を広げて何かを指導することなど一切なかったです。

あくまで本文に出てくる知識を伝達する、知識を身につけさせるような授業でした。

かろうじてパラグラフリーディングなどで論理構成などについて指導をしていたくらいでしょうか。



現在の自分はと言うと、一言で言うと「生徒の人間力を高めたい」でしょうか。

この場合人間力とはどのようなものでしょか。

改めて客観的に考えると自分が生徒に無意識で求める人間力とは、仕事でもプライベートでも多くの人々に求められるような人材になることをを目指させているのかもしれません。

少なくとも目の前の高校生に対してはそれを強調することが多いと思います。

そのような周りから求められる人材とはどのような人間なのでしょうか。



英語力やコミュニケーション能力はもちろん大前提。

その上で様々な価値観を認める視野の広さを持っています。

物事を深く論理的に思考する力とそれを表現する表現力を持ち合わせています。

最低限の教養を持ち、また行動力があり、様々な経験をしています。



そのような姿を生徒に目指させたく英語の授業を行っています。

英語が使える力をつけさせることはもちろんです。

ペアワークやグループワークを通じてコミュニケーション能力を鍛えます。

また何より教科書本文を用い、様々な生徒の心を揺り動かす発問を行うことを心掛けています。

内容を深めるためには日本語を用いて、生徒が考えもしなかった価値観を示したり、反対側からの視点を提案します。

生徒から様々な意見が出なければ、ネット上の意見などとしたうえで生徒たちと異なる意見を紹介します。

それを生徒たちが否定した上で、実は反対の立場から考えるとどのように見えるかを見せ生徒の固定観念をつぶしにいきます。




そのような英語を教えるのではなく、英語を通じて色々な能力を身につけさせられるよう授業作りを行っています。

そうすると、授業作りも授業中もとても楽しくなります。

関連動画を探したり、画像を探したり、教科書本文の何倍も関連文献等を調べたりとても大変ですが、生徒の成長が目の前で見られ、とても授業が楽しくなります。

そして自分自身が生徒の発言から学ぶことも多くあります。

想像しなかった生徒の意見、発想、物の見方。

授業作りと生徒を通じて自分自身の成長を実感できます。

皆さんも改めて英語の授業で何を指導するか考えてみませんか。

トラックバックURL : https://shunsensei.exblog.jp/tb/24619861
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by shun-sensei | 2017-09-09 10:09 | 英語教育 | Trackback | Comments(0)