2017年 05月 13日 ( 1 )

部活動の指導方針

最近議論が活発なようなので部活動に関する自分自身の考え方を紹介したいと思います。

まず部活動を積極的にやられている先生を見ると素晴らしいなと思います。

本務ではない仕事を生徒のために一生懸命取り組まれる方は素晴らしいと思います。



私自身は部活動というものを生徒側で体験したことがありません。

シーズンごとに町のクラブチームで活動をしていたことはありますが、学校の部活動というものは一切経験がありません。

高校生時代はバンド活動に夢中で、大学のサークルに顔を出したりするような生活でした。

それなので自分自身が部活動を通じて何かを学んだ経験はありませんし、7年間他の部活動の指導を見ていて自分自身にそのような指導ができる自信はありません。



それでは自分が部活動をどのように行っているかというと、生徒主体での練習をバックアップすることを中心に行っています。

こちらが指導を行うのではなく、生徒が自分たちで活動をするためのサポートという感じでしょうか。

大会の申込み、日程の調整、練習試合のセッティング、生徒間のトラブルなどの調整などそれだけでも結構な業務量となってしまいます。

それにさらに練習メニューの作成、実際の指導とそのための勉強、まで行っていては、授業の準備や授業の研究が物理的にできないと思います。

大会で勝ち上がる、試合で勝つ、うまくなる、という視点では10点~20点くらいの指導だと思います。

その競技の専門の方に直接指導を受ける方が断然能力は上がります。

しかし生徒の人間的成長という観点で考えると自分の指導は平均的かなと自負しています。

モチベーションの上がりにくさのコントロール、人を動かすという経験、集団での行動の難しさ、など生徒たちは将来出会うであろう問題に日々直面します。

それを時にはじっくり話し合わせたり、時には突き放したり、時には悪者になったりして、駆け引きをしながら学ばせます。

部活動の顧問を引き受けた教員に対する感謝の気持ち、活動ができる喜び、など、他の部活動の生徒があまり感じていないこと(当たり前だと思っている)を確実に理解した生徒たちになっていきます。



もちろんそれがうまくいかず失敗してしまうことや、部活動が停滞してしまうなど、思った通りにはやりきれていません。

しかし自分はそのようなスタンスで、なるべく時間を節約しながらも、生徒が成長できるような部活動運営を目指しています。



何かあった時の責任は顧問や学校に発生します。

安全管理という名のもと、正直防ぎきれない事故に対しても教員に責任が発生する事案も見かけます。

それを含めて現在の学校の部活動問題は根深く難しいことが山積みだと思いますが、自分は上記のスタンスで日々指導を行っています。
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by shun-sensei | 2017-05-13 11:28 | 学校はブラックな職場か | Trackback | Comments(0)